SNSで使われる語尾の言葉「今これ」
最近はとくに流行りすぎて「今これ界隈」という言葉が出てくるほどの人気ぶり。
@yadu1350 あの頃の青を覚えていようぜ#高校生 #08 #ナルトダンス #中国ダンス #リア友にバレませんように ♬ オリジナル楽曲 – やづ
出典元 : TikTok
ミセスの曲「ライラック」をBGMに、通称「ナルトダンス」を踊る動画が流行った一方で、炎上してしまいました。
なぜ「今これ」が流行り、炎上に至ったのか、その経緯などについてをまとめてみました。
ぜひご覧ください!
今これとは?
どういう時に使うの?
何かしらの出来事(主に”ネガティブ”なことで使われることが多い)が起きたときに使います。
おもに状況が悪い時や失敗した時、自虐的なことを言いたい時に「〇〇すぎて今これ」「〇〇して今これ」という言葉に合わせて使います。
テンションがあがったことや、どうしようもないとき、イライラしてるときにとりあえず踊っておこう――的なノリで大丈夫なはず。
以前少し流行った「〇〇すぎてしぬ」と同じ要領で使用してほぼ問題ないようです。
今これ界隈とは?
今これ界隈とは、「〇〇界隈」の一つをいいます。
単純に「〇〇すぎて今これ」を多用する、または好む人たち・集団を「今これ界隈」と自ら名乗っています。
ナルトダンスとは?

ナルトダンスとは、TikTokで「〇〇すぎて今これ」の動画でダンスの元が「ナルトダンス」というダンスで、元ネタは以下になります。
@zcl65655 Bản gốc điệu nhảy làng lá #hottrend #dieunhaylangla #bảngốc #bảngốcđiệunhảylànglá #nhảyđiệunhảynarutobảngốc #điệunhảylànglánarutogốc #chinese #dancer #naruto #ナルト #火影忍者 #科目三 ♬ nhạc nền – 🎈就一眼✨ – HQ COS
出典元 : TikTok
こちらのダンスを一般的に「ナルトダンス」と呼ぶことが多いです。
さらに、こちらのダンスも元ネタがあり、「科目三」(かもくさん)という中国の結婚式で披露したダンスが元となって、2023年頃に中国で流行っていました。
その動画は中国の動画ですが、タグに「ナルト」「火影忍者」と付けられていたことから、日本で「ナルトダンス」と言われているようでした。
今これ界隈で炎上?
流れすぎ
主にTikTokで「今これ」が流行ったのは、何かしらの出来事(主に”ネガティブ”なことで使われることが多い)が起きたことを文にして書き、通称「ナルトダンス」というダンスを踊る動画。
ダンスを覚えて、何か嫌なことがあったら自虐的にダンスするという簡単なもので、流行に乗っかれば比較的再生数やいいね数も伸びやすい傾向にありました。
ただそれがTikTokerの間で流行り、スクロールすればするほど同じダンスばかりで嫌気が刺す人が急増したそうです。
流行りものが出ると、そういうものは仕方ないと思いますが…
ミセスの曲を使うな
@mga_band_official #大森元貴 #若井滉斗 #藤澤涼架 ♬ オリジナル楽曲 – やづ
出典元 : TikTok
元々、やづさんの動画がオリジナル(元ネタ)として使われることが多く、そのダンス動画はMrs. GREEN APPLEさんの「ライラック」を使っているため、オリジナルを使う方は自然と「ライラック」の曲とともにダンスをする動画を投稿します。
なぜライラックの曲を使ったかは不明ですが、やづさんが好きだったからという理由が高そうです。
TikTokの今これ界隈マジで嫌い
— うんは (@bananaunch) June 9, 2025
ツイッターを汚すな
出典元 : Twitter(X)
当然ながら、ミセスのファンからは批判の嵐で、「ミセスを汚すな」「今これ界隈嫌い」というコメントもありました。
ミセスは全然好きじゃないんだけど今これ界隈のせいでライラックは普通に好きになってしまった
— you39 (@Xb7fbTQ4DpPAOnP) June 18, 2025
出典元 : Twitter(X)
ただ、一部の方で「今これ界隈」のおかげで「ライラック」を好きになったという方もいました。
元ネタが「Twitter(X)」
Twitter(X)民はTikTokを嫌う傾向にあります。
以前流行った「エッホエッホ」も元ネタはTwitter(X)の大喜利が元だったのに、ダンスがTikTokで流行ったのが気に食わなかったようです。

TikTokはどうしても軽い感じになってしまうのが嫌というケースが多いようですね。
まとめ
・「今これ」とは、何かしらの出来事が起きたときに使われる。
・TikTokで流行りすぎて、若者の間で「今これ界隈」という言葉が登場する。
・オリジナルで使われた曲が「ライラック」だったことで、ミセスのファンから批判されて炎上。
・なぜ「ライラック」の曲を使っているのかは不明