2025年春ドラマ。阿部寛さん主演の日曜劇場「キャスター」第二話が4月20日21時より放送されました。
このぬるい番組をぶっ壊します
という、主演の阿部寛さんの言葉が特徴のドラマ。
第一話では、阿部寛さん演じる進藤と内閣官房長官の羽生との関係性、進藤が羽生の賄賂を本当に貰ったのかが気になるところ。
その賄賂の出来事を永野芽郁さん演じる崎久保、道枝駿佑さん演じる本橋が知ったことで今後の物語にも注目!
この記事では、ドラマ「キャスター」の第二話のまとめ、ネタバレ、考察についてを書きました。
ぜひご覧ください!
ドラマ「キャスター」とは?
ドラマ「キャスター」は原作なしのオリジナル作品となっています。
出典元 : YouTube

主要キャスト
・進藤 壮一(しんどう そういち) : 阿部 寛さん
>ニュースゲートのメインキャスター
・崎久保 華(さきくぼ はな) : 永野 芽郁さん
>ニュースゲートの総合演出
・本橋 悠介(もとはし ゆうすけ) : 道枝駿佑さん
>アメリカ留学経験のあるアシスタントディレクター
・羽生剛(はにゅう つよし) : 北大路欣也さん
>内閣官房長官。次期総理大臣と噂される男。
・尾崎正尚(おざき まさたか) : 谷田歩さん
>コンサル会社社長。羽生と行動を共にしている。
あらすじ
六本木のスポーツバーに警察の捜索が入り、従業員や客が賭博容疑で逮捕された。その場にいた日本バレーボール界のエース・名和(鈴木貴之)とアナウンサーの小池(月城かなと)も任意同行されたとわかり、JBNは大慌て。おまけに騒動を知ったイーストリーム社が国際バレーボール選手権のメインスポンサーを降りると言い出す。そうなれば国際バレーを主催するJBNは大赤字。番組予算に影響も出かねない。
進藤(阿部寛)はイーストリーム社の社長・仁科(宮川一朗太)に会いに行き、名和選手の潔白を明らかにすると言い切る。
そんな中、釈放された小池は進藤の助言に基づき番組内で直接釈明。しかし、進藤が予定外の質問をぶつけたことで、彼女の口から誰も想像していなかった話が飛び出す。そしてスポーツ賭博は思わぬ方向に展開し・・・。
引用元 : あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『キャスター』
キャスター2話ネタバレ
2話スタート
進藤が全日本のバレーボールの試合を自宅で見返していると、記者の南(加治将樹さん)が、この内容を明日あげていいのかと訊くが、進藤はむしろ好都合だという。
息子のせい
羽生官房長官が職務に復帰し、今回の贈収賄の件は息子のせいにした。
会見後、尾崎から国際バレーの件で問題が起きたと…
オンライン賭博予想屋
オンライン賭博予想屋「ALLAN」(アラン)が本橋(道枝駿佑さん)の留学先の友人から聞いた話を、ギャンブル好きの尾野(木村達成さん)の耳に入ってしまう。
ALLANの日本の男子バレーの試合の勝敗的中率は80%を叩きだしているという。
その話を聞いた尾野が社内のパソコンでHP画面を出すと、後ろには進藤が。
ここ数年日本はアルゼンチンに負けたことがないのに、日本が負けるというオッズは6.2倍という、それほど低くない数字。
編集の尾野はALLANのHPで予想に賭けるを選択すると、日本ではそのギャンブルが違法だと進藤に言われ、犯罪を目撃したからには上にバラすと脅した。
ガサ入れ
銀座のスポーツバー(スポスタンド)にオンラインカジノでの賭博のガサ入れが入り、従業員と客が逮捕された。
任意同行された中には、バレーボール男子日本代表の名和選手とニュースゲートのサブキャスターである小池の姿も。
局には問い合わせの電話が殺到し、メンバー全員が慌てている中、進藤に今後のことを話し合おうとお願いするが、初回の注意事項の通り、「局の問題は局で」といい、断った。
後ろでミーティングをこっそり聞いていた進藤は数字のために、「ニュースゲートで小池の真相を伝えたほうがいいのでは?」という。
ミーティング後、編成部の滝本(加藤晴彦さん)が今回の賭博問題で名和選手が関係していることで、株式会社イーストリーム国際バレーのメインスポンサーが降りるという。
そうなるとJBNは10億円の赤字になるため、どうにかしてほしいと進藤にお願いした。
イーストリームのHPをスマホで進藤が見ていると、そこにイーストリームの社長と写真撮影している尾崎(谷田歩さん)の姿を見つけ、顔つきが変わる。さらに、社長は進藤のファンだということで、引き受けた。
小池の釈放
賭博はVIPルームだけで行われており、スポーツバーでただ飲んでいただけの小池は賭博に関与していないということで釈放された。
ただ、帰りの車で何かの通知を消していたようだった。(証拠隠滅)
小池は競馬の仕事をしているが、ギャンブルはしていないと自身で話す。
イーストリーム社の社長・仁科
国際バレーボールにクリーンで爽やかなイメージがあったから出資したとイーストリーム社の社長――仁科康之(宮川一朗太さん)はいう。
(宮川一朗太さんは先日のTBSドラマ「イグナイト」にも宇崎の父でバスの運転手役としても出演)
ただ、男子バレーボール日本代表の名和選手が賭博に関与しているということが問題に…
進藤は何としても名和選手の身の潔白を証明するというと、仁科はいったんスポンサーは続けるというが、仁科は名和選手が逮捕ともなれば、出資は降りるという。
小池の復帰と発表
ニュースゲートの最初は小池の謝罪から。
名和選手自身は賭博をやっていないというニュースも取り上げた。
進藤は生放送で小池に直接アドリブで「名和選手のような食事制限や飲酒制限など、厳しくしている人がなぜスポーツバーにいたのか」と訊いた。
その後、名和選手と進藤のインタビュー映像を流し、近くにいた専属トレーナーの人が「もう言ってもいいんじゃないか」と言うが、名和選手は結局言わなかった。
その映像が終わった後、小池は名和選手と2人で一緒にいて、プロポーズされたと。(答えはYes)
その後、小池は警察から携帯を返してもらったが、一緒にいわ名和選手は携帯を返してもらってないから連絡は取ってないという事実を進藤が知ることになる。
崎久保の異動の理由
バラエティーで会長賞をもらった崎久保がなぜ報道にきたのかと本橋に聞かれた。
過去、異動の話があったときに、「進藤壮一」がニュースゲートに来るというと、崎久保の顔つきが変わり、それが決め手となったようだ。
国際試合
国際バレーの日本vsアルゼンチンの試合を崎久保と本橋が取材にきた。日本が負けそうになると会場を引き上げる尾崎が進藤を見つけ、進藤は不気味な笑みを浮かべた。
進藤は国際バレーのメインスポンサーのイーストリームから幾ら貰っているのかと尾崎に訊く。
なんと、国際試合の結果は1-3で日本はアルゼンチンに2セット差で負けてしまい。ギャンブルを賭けていた尾崎は620万円を手にする。
刑事を脅す
駐車禁止の所で張りこみをしていた刑事を脅し、進藤は取材をすることに。
その場は株式会社イーストリームの会社のそば。
崎久保と本橋は試合後、控室で試合を見ていた小池とばったり会った。
試合を取材した2人が進藤に報告すると、その報道の責任は進藤が取るというが、後ろで聞いていた編集長の市之瀬(宮澤エマさん)が自分が責任を取るという。
名和とALLANの関係性
捜査関係者によると、名和選手がアルファブックメーカー(胴元)という会社に511万円の送金と550万円の入金があり、金銭の取引があったことをニュースゲートの特集で報道された。
送金はオンライン賭博の負債を支払ったものだというのが自然だと。
予想屋ALLANは全日本の的中率は80%なのに対し世界は42%。
実は、そのALLANが名和選手と関わりがあり、八百長をしているのではと進藤は言い、ALLANに訊きたいと生放送で問いただした。
その送金は八百長の見返りのお金ではないかと進藤はいう。
その後、報道局長の海馬(岡部たかしさん)が激怒するが、市之瀬がフォローをする。
仁科も進藤を信じていたのに全く逆のことをして問いただすが、進藤自身も報道生命をALLANに賭け、名和選手の潔白を証明したいのだという。
名和選手の婚約相手である小池が名和選手の携帯を使って賭博をしたのではないかという噂も。名和選手と小池が口裏合わせしていたとも。
ALLANの正体
名和選手はヨーロッパリーグ行きも白紙、全日本試合の出場もしばらく停止に。
オンライン賭博予想屋「ALLAN」が電話で出演するというメールが届いた。
電話出演で、名和はアメリカ戦でケガをしてしまい、その後の全日本の試合予想は容易だったと。
ただ、そのアメリカ戦で名和がケガをしていたことは全く報道されておらず、そのアメリカ戦での劇的な勝利を喜べなかった人が試合映像で映っていた。
ALLANは空港で電話出演をしており、海外逃亡をしようとしていた名和選手のトレーナーの今井だった。
名和と今井は高校時代に憧れていた選手「アラン」の試合映像を何度も見返していたため、名和はアランの正体が分かっていた。
今井は勝手に名和の口座からお金を引き出してギャンブルに手を出していた。
高校時代、名和より強かった今井はケガでバレーができなくなり、名和の専属トレーナーとして、「お前(名和)に賭ける」と誓っていた。
機械音痴の名和選手に代わって今井が全て賭けを行っていた。
その後、仁科は逮捕された。
仁科に言われて今井の海外逃亡を後押ししていて、その場面を進藤に言われた小池が盗撮していた。
内閣官房長官の死
速報が流れ、羽生官房長官(北大路欣也さん)が脳出血で亡くなった。
尾崎は「若返り」を理由に国際バレーの理事をクビになっていた。
尾崎は国際バレーを日本で開催したことで、子供たちのためにもやってよかったと言うが…
羽生の死に、JBN会長の国定(高橋英樹さん)は秘密を墓場に持って行ってくれてありがたい――と嬉しそうだった。
崎久保は自分の姉妹?の死に進藤が関係しており、それが崎久保が報道へ異動するきっかけに。
キャスター2話考察
今回のモデル
今回の2話でモデルとなったのは、当然ながらプロ野球選手の大谷翔平さんと元通訳の水原一平氏でした。
次回はSTAP細胞の小保方さんの件になるようですが、それだけで最終的な結末や道中のネタバレが分かりつつあると一部では批判もあがっていました。
尾崎の退陣シーン
尾崎が国際バレーの理事をクビになったシーン。
結局、羽生官房長官は亡くなり、尾崎が退陣することになったが、結局尾崎は羽生官房長官の手助けをしただけで、尾崎は悪いことをしていなかったのか?
尾崎が進藤と最後に交わしたシーンでは、以前の日曜劇場「御上先生」の最終回の御上(松阪桃李さん)と古代(北村一輝さん)の会見前のやり取りに似ていると思いました。誰もSNSで書いていなかったため、私だけの思い過ごしかもしれませんが…
真の悪役と進藤の父の死の関係
2話の最後に、真の悪役がJBN会長の国定(高橋英樹さん)が悪役であると明かされました。
進藤の父(山口馬木也さん)が亡くなったシーンでもあった「自衛隊輸送機墜落」の記事を国定が見ていたが、そこではなく、その右端の「世界経済新たな局面へ」の記事のその先にあるものが本来の記事であると思われます。
進藤がいう「報道の本当の恐ろしさ」の意味が進藤の父の死と関係しているのか…というより、国定と進藤の父が仕事で関係があり、国定が進藤の父に対して追い込んだようです。
ちなみに、進藤の父の苗字は公式ページでは「松原」と表現しており、父が亡くなってから引き取ってもらった家の苗字が進藤なのでしょう。
ただ、公式で「故人」とは書いておらず、雲隠れしているだけで実は亡くなっていない?
崎久保の意図とは?
2話の最後、崎久保の姉妹が進藤のせいで亡くなったと崎久保の母が怒鳴っていたシーン。
崎久保は幼少期から進藤を憎んでいたことが伺えます。
崎久保は進藤のやり方に不満を持っていた最初だったが、今は進藤のアシスタントとして活躍しており、崎久保はどこかのタイミングで進藤に詰め寄るのでしょう。
ちなみに、崎久保の母が怒鳴っていたシーンで、母親役が新空港占拠の空港の社長の人だなと思い「キャスター」の相関図を見て顔写真を見ると、一見、違う人に思えました。(実際は同一人物です)
まとめ
・羽生官房長官(北大路欣也さん)の死と、尾崎(谷田歩さん)の国際バレーの理事のクビにより、2話で早々に退陣する
・真の悪はJBN会長の国定(高橋英樹さん)で、進藤の目的はニュースゲートに来る前からすでに国定に定めていたようだ
今回と次回で、ドラマ「キャスター」は事実の報道に基づいてドラマが作成されているものだと明らかになりました。
これが良くも悪くもSNSでは色々あるようで、今後の視聴率にどう影響するか、見ものですね。
次回の第三話は4月27日放送となります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。