2025年春ドラマ。阿部寛さん主演の日曜劇場「キャスター」第五話が5月11日21時より放送されました。
このぬるい番組をぶっ壊します
という、主演の阿部寛さんの言葉が特徴のドラマ。
第四話では、臓器売買斡旋で進藤と崎久保との関係性が出てきましたが、崎久保が進藤のいる報道に来た理由に繋がるカギとなりそうなぐらいで、詳細は未だ分からず。
この記事では、ドラマ「キャスター」の第五話のまとめ、ネタバレ、考察についてを書きました。
ぜひご覧ください!
ドラマ「キャスター」とは?
ドラマ「キャスター」は原作なしのオリジナル作品となっています。
出典元 : YouTube

主要キャスト
・進藤 壮一(しんどう そういち) : 阿部 寛さん
>ニュースゲートのメインキャスター
・崎久保 華(さきくぼ はな) : 永野 芽郁さん
>ニュースゲートの総合演出
・本橋 悠介(もとはし ゆうすけ) : 道枝駿佑さん
>アメリカ留学経験のあるアシスタントディレクター
・国定義雄(くにさだ よしお) : 高橋英樹さん
>民放テレビ局JBNの会長
あらすじ
チーフディレクターの梶原(玉置玲央)が警察官による暴行事件のもみ消し情報を入手した。梶原と旧知の仲である赤坂南署の竹野署長(緒川たまき)が内部告発をしたいと申し出たのだ。進藤(阿部寛)たちは竹野のインタビューに向かうが、約束の時間になっても彼女は来ない。それどころか竹野は暴行事件自体を否定する緊急会見を開いていた。
梶原は社会部の恵梨香(菊池亜希子)が警察上層部に情報をリークし、竹野に圧力をかけたのではないかと考える。そして独自に暴行事件の真相を調べ始めるが、警察とJBN全体を巻き込んだ大問題に発展してしまう。
そんな中、赤坂南署の一日署長を自ら申し出る進藤。その目的はいったい・・・?
引用元 : あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『キャスター』

キャスター5話ネタバレ
暴行事件のもみ消し
赤坂南署の竹野署長(緒川たまき)が暴行事件の隠蔽(もみ消し)を告発した。
竹野署長は”ノンキャリアの女性署長“として話題になっていたのだ。
※ノンキャリアとは、キャリア官僚(国家公務員試験(Ⅰ種)合格者)と比較しても、出世(昇進)する機会が限られ、ノンキャリアは課長クラスが限界とか…
その事件は、赤坂南署の大木巡査部長の交際相手――佐野千晶が別れを切り出すと、大木が佐野へ暴行をふるった事件で、そのことを警視庁参事官の村崎(手塚とおるさん)がもみ消したのだった。
担当するチーフディレクターの梶原(玉置玲央さん)が言うには、その隠蔽の証拠を竹野が持っており、取材時に持ってくるというが…
赤坂南署の隠蔽疑惑についての書類がゴミ箱に投函されており、それを社会部の安藤(菊池亜希子さん)が拾い、慌てて書類に目を通した。
勝手に進めた梶原に対し、安藤は当たり…
手のひら返し
竹野署長のインタビューの予定だったが、急遽、竹野はテレビで緊急記者会見をした。
その会見は暴行事件を否定する記者会見だった。
そこには社会部の安藤(菊池亜希子さん)が取材にいっており、彼女が情報をリークしたのではと疑う。
梶原は被害者にも取材し、竹野とも約束していたので、”暴行事件がなかった”ということは絶対にない――という。
その会見のあと、竹野署長は昇進することに。
答えず
梶原は竹野に会うと、盗聴の疑いがあるといい、喫茶店で筆談を。
ただ、竹野は何も答えてくれなかった。
梶原は出世と内部告発を取引したのかというが、それもノーコメント。
梶原と竹野の関係
梶原と竹野の関係は、梶原が新人の頃からのwin-winの関係だった。
お互い真実を暴こうと協力していた仲だという。
出禁
梶原は崎久保と佐野千晶に最初に取り調べを受けた刑事に話を聞くが、拒否され、JBN全体が警察庁から出禁に。
その結果、崎久保は厳重注意になるが、梶原はJBNではない制作会社の人間だからという理由からか、クビに。
竹野と進藤
進藤は竹野に取材に行った。
竹野が告発しようとしたとき、どんな内容を言おうとしたのかと気になっていたのだ。
進藤はある写真を竹野に見せると顔つきが変わり、進藤はその場を立ち去った。
リーク
社会部の安藤は村崎参事官に会いに行くと、「進藤壮一に会いたい」と言い出し、ニュースゲートでこのネタを出してほしいと進藤はメモを貰っていた。
その後、村崎参事官と別れた進藤たちの前に崎久保が現れ、進藤が警察と繋がっている(警察からのリークがある)ことを聞かれ、進藤は否定せず。
村崎参事官から暴行を受けていた佐野千晶は、自身が務めているガールズバーで客に対して暴行をしたということで逮捕されたことを、ニュースゲートで報道した。
もちろん、佐野が被害者となっていた暴行事件もウソだったのではとSNSで言われ…
この報道でJBNの出禁も解除に。
国定の過去
その後、国定(高橋英樹さん)、進藤、滝本(加藤晴彦さん)、村崎参事官の4人で会食をすることに。
そこで、国定は昔、有名な記者で、その時の同士が警察トップの人事を決める「あの方」であることを滝本が村崎参事官へ説明する。
この会食は”佐野千晶の独占ネタ”に関する進藤のお返しだった。
国定を味方につけば、主要ポストに近づけるの間違いないが、過去の問題はないかと進藤は村崎参事官に聞くが、ないと答えた。
進藤壮一の一日署長の意図
進藤壮一は村崎参事官に一日署長をやりたいと申し出て、赤坂南署の一日署長をやることに。
その意図にJBNのメンバーは意味が分からず…
その後、署長室で指輪の無くしたといい、署長室を探すと、進藤はパソコンを調べた。
竹野が梶原にこっそり筆談で残したパスワードを入れると、何かのリストが表示された。
供述調書の削除
進藤と本橋は刑事課の深川に会いに行った。
佐野千晶に対する参考人供述調書を深川という刑事が削除していたことがわかった。
それは村崎参事官に頼まれたことだったが、竹野署長に言われて告発するつもりだったが、あの竹野署長でも告発できず、会見で否定したのだった。
再びもみ消し
深川のところに村崎参事官が現れ、取引をもちかけた。
その後、JBNに深川から電話があり、(村崎参事官の脅しで)インタビューに応じないことに。
村崎参事官へのリークをしたのは進藤では?と崎久保が疑うが、進藤はそれを否定する。
内通者のあぶり出し
梶原は竹野から情報の入ったUSBメモリーを貰う。
社会部の安藤へ崎久保がバイク便で来るデータについて話すと、安藤は慌ててバイク便のデータを受け取った。
そのデータをPCで開き、削除した人間が明かされる。内通者は安藤の上司で社会部部長の駒井(安井順平さん)だった。
数時間後、週刊世潮でも駒井と村崎参事官との関係についても明かされることに。
その後、大木巡査部長が逮捕されたのだった。
金銭のやり取り
逮捕された大木巡査部長の机を整理しているところに、進藤たちが待ち伏せしていた。
竹野が内部告発しようとしたあの日、村崎参事官は「調書を書き換えたのは深川」だといい、そのため、深川を守るために竹野は告発をやめたのだった。
大木巡査部長が以前から反社会的勢力の人物とやり取りをしており、お金も受け取っていた。
そのお金は村崎参事官にも横流ししており、竹野から受け取ったデータからはそれに関する証拠の写真がズラリ。
パートナーファイナンス
赤坂南署の隠蔽を主導したのが村崎であることがニュースゲートで報道され、社会部部長の駒井が逮捕された。
駒井が書類の処分をしていた場面を清掃員の鍋田(ヒコロヒーさん)が撮影しており、それについて進藤が問うが、鍋田は否定する。
反社会的勢力の「パートナーファイナンス」も前話の臓器売買斡旋のロゴ――崎久保の家族を崩壊させた団体と一緒だった。
キャスター5話考察・感想
あの方
国定が昔、有名な記者で、その時の同士が警察トップの人事を決める「あの方」であることを滝本が村崎参事官へ説明した場面。
その説明時、進藤は不敵な笑みをうかべました。
進藤の目的は国定と警察の「あの方」であることが予想できますね。
次回予告にて「こっちは18年越しに準備していたんでね」という進藤は、その期間で国定から信頼を得るために18年を要したのでしょうか?
はたまた、その18年前にあった事件を解決するために調べた”期間”のことを言っているのでしょうか?
現時点で「あの方」についての詳細は明かされず。
まとめ
・内通者は社会部部長の駒井(安井順平さん)だった。
・ここで再び崎久保の家族を崩壊させた団体と関連が出てくる。
お偉いさんの関わるもみ消しは恒例の「お金」を取引に使っていました。だいたいの方は予想がついたのではないでしょうか?
第六話で崎久保と進藤の関係が明かされるようですね!
次回の第六話は5月18日放送となります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。