2025年春ドラマ。阿部寛さん主演の日曜劇場「キャスター」最終回が6月15日21時より放送!
第九話では進藤の父が自殺ではなく、国定によって殺害されたこと、やはり黒幕が国定であったことが明かされました。
今回のドラマで崎久保華を演じる永野芽郁さんがこのドラマでしばらくテレビへの出演がなくなる可能性が高く、最悪の場合、テレビ出演が最後になるかもしれません。
この記事では、ドラマ「キャスター」の最終回のまとめ、ネタバレ、筆者の感想などについてを書きました。
ぜひご覧ください!
ドラマ「キャスター」とは?
ドラマ「キャスター」は原作なしのオリジナル作品となっています。
出典元 : YouTube

主要キャスト
・進藤 壮一(しんどう そういち) : 阿部 寛さん
>ニュースゲートのメインキャスター
・崎久保 華(さきくぼ はな) : 永野 芽郁さん
>ニュースゲートの総合演出
・本橋 悠介(もとはし ゆうすけ) : 道枝駿佑さん
>アメリカ留学経験のあるアシスタントディレクター
国定義雄 : 高橋英樹さん(JBN会長・黒幕)
海馬浩司 : 岡部たかしさん(報道局長)
山井和之 : 音尾琢真さん(プロデューサー)
市之瀬咲子 : 宮澤エマさん(編集長)
梶原広大 : 玉置玲央さん(チーフディレクター)
小池奈美 : 月城かなとさん サブキャスタ-)
尾野順也 : 木村達成さん(編集)
鍋田雅子 : ヒコロヒーさん(清掃員)
滝本真司 : 加藤晴彦さん(編成部)
安藤恵梨香 : 菊池亜希子さん(社会部記者)
南亮平 : 加治将樹さん(週刊世潮の記者)
松原哲 : 山口馬木也さん(進藤の父、故人)
横尾すみれ : 堀越麗禾さん(進藤の娘)
横尾恭子 : 相築あきこさん(進藤の元妻)
川島圭介 : 山中崇さん(華の父)
崎久保由美 : 黒沢あすかさん(華の母)
羽生剛 : 北大路欣也(元内閣官房長官、故人)
尾崎正尚 : 谷田歩さん(コンサル会社社長)
深沢武志 : 新納慎也さん(ひまわりネット代表、故人)
あらすじ
43年前、進藤(阿部寛)の父・哲(山口馬木也)と国定(高橋英樹)は自衛隊輸送機墜落事故を取材していた。進藤は哲の記事が世に出なかった理由を国定に問い詰め、真実を知ろうと再び洞窟へ。
そんな中、週刊誌にニュースゲートにまつわるスキャンダルが報じられる。
引用元 : あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『キャスター』
揺らぐ報道番組への信頼。JBNは猛批判にさらされ・・・!

キャスター最終回ネタバレ
国定と羽生
羽生と国定は裏で金銭の取引を行っていて、進藤の父がバッシングを受けてしまう。
進藤の父と同じライターを購入し、焼失した家からライターを回収した。
国定が回収したライターが国定のではなく、進藤の父のものだったのだ。
リーク
清掃員の鍋田(ヒコロヒーさん)が、捨てられそうになっていた本橋のノートPCを本橋本人に返した。
鍋田は自身で調べるためにデータを抜き取って渡したのか、ただの善意だったのか…
ただ、パソコンの廃棄を頼んだのは市之瀬(宮澤エマさん)だったのだ。
尾野(木村達成さん)に調べてもらうと市之瀬のIPアドレスのみで、週刊誌にリークしたのが市之瀬だと分かったが、本人は何も答えず…
その後すぐ、JBNの市之瀬は反社の娘であることが週刊世潮で載ったことが社会部の安藤(菊池亜希子さん)が教え…
進藤の反撃
市之瀬の報道は進藤がやったことだと国定は考える。
本橋が協力して市之瀬をJBNから逃げさせたが、その車を崎久保が追い…
閉じ込められる
進藤は芦根村のトンネルへ行き、江上の娘(麻衣)と中へ行くが、2人は誰かに閉じ込められてしまう。
江上は釈放されたばかりだが、娘と連絡がつかないと崎久保に連絡が入る。
崎久保も進藤と連絡がつかず、嫌な予感がするといい…
トンネルの中はレアアースが出てから、天然の硫化水素ガスが流れ…
市之瀬と芦根村の関係
江上もトンネルへ行くが、鍵が新しくなって開けられなくなっていた。
そこへ市之瀬が辿り着き、カギの番号を問い合わせるよう江上に連絡した。
(「0670」で開きました)
2人は一命をとりとめた。
市之瀬が芦根村にいた理由を知っていたようで、「例の?」と聞くと、20年ぶりに親に会ってきたと。
羽生官房長官の死因
進藤は尾崎のもとへ行き、話を聞くと、亡くなった羽生官房長官は脳出血で亡くなっていたが、実は”他殺”なんじゃないかと疑っていた。
亡くなった前夜、国定と会食していたという。
そして、誰かが裏でJBNを買収しようとしているらしく、景山重工の会長や進藤が買収するのでは?とSNSで話題に…
羽生官房長官の死因について、報道されてJBNでは国定に詰め寄る場面も。
そんななか、進藤が現れ、国定に報道関係者の前で直接、毒を盛ったんじゃないかと訊いた。
そして今夜、ニュースゲートで進藤が直接、取材陣を入れ、国定への”やり直しの会見”を開くと明言。
反社が身内
国定の会見が始まり、反社の娘(市之瀬)が報道の中にいることについて、事実だと認めた。
ただ、市之瀬自身が”反社”との繋がりがないことを否定すると、市之瀬が生放送の会見で名乗り出る。
自身の母方の祖母であると明かし、”反社の娘”ではなく、”反社の孫”であると訂正し、今後もニュースゲートを続けると言った。
市之瀬に対して否定的な意見を持つ取材陣に対し、海馬(岡部たかしさん)や滝本(加藤晴彦さん)、崎久保らがフォローするが、取材陣は市之瀬が”コネ入社”したのではないか、と納得がいかず。
そこで進藤は、報道各社の取材陣は本当にコネ入社はないのか、市之瀬は実力で編集長まで登った――などのフォローをして、取材陣が黙り込んだ。
毒を盛る
次の話題になり、羽生真一が「父(羽生剛 : 北大路欣也さん)に毒を盛ったんですか」と訊いた。
進藤も国定をフォローするのではなく、JBNのためにかつての盟友を犠牲にしたのか、と訊くが、国定もずっと、羽生剛が他殺ではないかと疑っていたと明かす。
そこで進藤は尾崎らしき人の映像を流し、”赤いカプセルを飲んでいた”と言っていた。
看護師はある人に、赤いカプセルを羽生官房長官に飲ませて今日中に海外へ飛び立てば500万円くれると言われ、それから会見を退出しようとしていた景山重工の会長にスポットが当たる。
盗聴アプリ
崎久保は携帯の電源がすぐに落ちるんだと尾野に聞くと、盗聴アプリが入っていたという。
それで進藤と崎久保が手を組み、週刊世潮で記事が出るように仕組んでいた。
2000万円以上の価値
進藤のもとへ鍋田がやってきて、ある資料を渡すと、進藤は目を見開いた。
報酬は2000万円だと鍋田が言うと、”これは2000万円じゃ安すぎる”という。
景山重工の会長は殺人容疑で逮捕された。
景山重工の会長と国定は盟友だったが、いつしか対立することに。
40年前ウラン開発で羽生官房長官が海外と取引を行い、景山が裏で動いていた。
だが、裏で景山は裏取引を行って私腹を肥らすように。
それから毒殺をしたという。
プルトニウム
進藤は第九話の最後、国定の部屋に置いたライターに監視カメラを仕込み、鍋田が掃除をする際に金庫を開けて情報を入手した。
43年前、輸送機に積まれていたのが”プルトニウム“だったのだ。
その後、プルトニウムを輸送していたことを記事に出そうと3人で約束をしたが、国定が約束を破り、国定が進藤の父を殺害した。
ただ、証拠がないため、この輸送機墜落の情報をバイク便で輸送し、週刊世潮で記事を出すという。
記事を出すか自白するかの取引をすると、実は国定は殺害も取引も関連していないという。
約束をした3人は羽生、山井、松原(進藤の父)で、撮影したのが国定だった。
米軍
プルトニウムに行先が米軍基地で、在日米軍に渡る物だった。
これが世に出れば国が分断されるといい、国定や羽生も明かせずにいた。
進藤も明かせず、国定にJBN会長を辞任してもらうことに。
(羽生の件が解決したらどちらにせよ、辞任することを決めていた)
Together space
週刊世潮の南によると、「Together space」が一斉検挙することに。
今までの事件の裏の犯人がその団体が裏で関わっているが、進藤の元妻の襲撃事件の犯人が未だに分かっていないという。
ただ、犯人は「足が悪い」という情報しかなく、進藤の元妻と娘の陰には新たな敵が…
キャスター最終回感想など
結論から言うと、モヤモヤするドラマでしたね。
国定の言葉
羽生官房長官が亡くなった際(第二話か第三話あたり)に、国定が「ありがたいねぇ」という言葉を残していました。
それは、(プルトニウムの件を明かさずに)墓場まで持って行ってくれて――という意味のようです。
深読みさせておいて、特に深い意味はないということでしょう。
モヤモヤ
最終回で今までの気になる部分が明かされると思いきや、モヤモヤする最終回でした。
〇清掃員の鍋田
・清掃員の鍋田(ヒコロヒーさん)の正体は最終回でも明かされず、進藤と個人で金銭のやり取りをしているスパイ的な役割でした。
〇Together Space
・進藤が裏で追っていて、崎久保の姉の違法臓器移植の件で関わりのあった団体
・臓器売買斡旋で「ひまわりネット」代表の深沢も明かした「組織」というものも結果的に明かされず、一斉検挙されるというだけで終わった
・最終回の終盤、進藤の元妻と娘をターゲットにする人間が登場するが、最終回なので続きはなく、未定
(崎久保を演じる永野芽郁さんの件もあるので、途中で内容を変更した?)
〇続編ありげな演出
・永野芽郁さんの件よりも先に7月期ドラマが決まっていたはずなので、2クール継続は元々ない
・本来はドラマ終了後、すぐに映画作成が決まっていたが、永野芽郁さんの件があって中断せざるを得なかった?
※レギュラー出演の崎久保を演じていた永野芽郁さんは多分、しばらくメディア出演しないでしょうけど、「コンフィデンスマン.JP」に出演していた東出さんのような、報道を受けても出演する可能性も少なからずあるでしょう
まとめ
・国定は進藤の父の殺害に関与していない
・個人的にはモヤモヤの残る最終回だった
ドラマ「キャスター」が最終回となりました。
“騙し合い”ではなく”潰し合い”で終わったドラマ。
ここまでご覧いただきありがとうございました。