クジャクのダンス、誰が見た?の実写ドラマが1月24日(金)から第一話が放送されます。
原作は漫画となっており、原作をもとにストーリーが進めば、ドラマも同じような展開になることが予想されます。
現時点で登場人物は原作も実写ドラマも同じになっている作品。
この記事では、第一話の放送前から、その内容についての考察やネタバレについてをまとめてみました。
ぜひ最後までご覧ください!
クジャクのダンス誰が見た?1話ネタバレ(内容)
※以下は「クジャクのダンス、誰が見た?」の原作漫画をもとに作成したネタバレになります。
実写ドラマと展開が異なるかもしれないので、ご注意ください。
クリスマスイヴも父とともに
クリスマスイヴの夜、21歳の心麦(主人公 : 広瀬すずさん)は父親の春生(リリー・フランキーさん)とともに、常連のラーメン屋でラーメンを食べる。
心配性な春生と、変わり者の心麦。(ラーメン屋の店主は染田さん――演 : 酒井敏也さん)
この日もいつもと変わらない日常だと思っていた心麦だったが…
父が殺される
心麦は映画が見終わると、父にお迎えの連絡をするも、返事はなく、雪の降る中、一人で歩いて帰ることに。
家に帰ると、家が火事になり、父(春生)が亡くなった。
小さい頃、お母さんを亡くしており、
犯人は父が担当していた事件の犯人は、遠藤力郎(酒向芳さん)死刑囚の一人息子――遠藤友哉容疑者だった。
東賀山事件
2000年7月7日、東賀山市で資産家の一家6人が殺害されるという猟奇的な事件が発生。
亡くなったのは資産家の林川安成と妻、同居していた父母と小学生の長男・長女の6人で、6人全員の首を絞めて殺害し、遺体を螺旋階段に吊るさせたという。
その事件の第一発見者だった遠藤力郎が逮捕された。
犯人は冤罪
父と心麦が常連だったラーメン屋に足を運ぶと、店主(染田)は春生から封筒を預かっていた。
実は、過去に染田は刑務所に入ってて、当時は春生にお世話になっていたと告白する。
染田から貰った封筒を開けると、中から300万円と春生の手紙が。
手紙には、「ここに名前を挙げた人物が逮捕・起訴されたら、その人は冤罪である」と。
その手紙に書いてある名前の中には、父を殺して捕まった犯人「遠藤友哉」の名前が。
弁護士に相談
もし、手紙に書いてある名前の人が捕まったら、この弁護士に依頼してほしいと書いてある。
(封筒の300万円はその費用に使ってほしいとのこと)
弁護士の名前は松風義輝(松山ケンイチさん)といい、彼の事務所を訪れる。
松風は春生のことは全く身に覚えがなく、何のために自分が依頼されたのか不思議に思う。
彼に手紙を見せ、冤罪の件を相談するも、「自分の父を殺して捕まった容疑者は冤罪だから、彼をかばうために弁護してほしい」という意味不明な依頼を不審に思い、松風は断る。
遠藤友哉の過去
春生を殺した犯人――遠藤友哉は力郎が逮捕されてからは施設に預けられていた。
そこでひどいいじめに遭い、ストレスから施設に火をつけてボヤ騒ぎになったことも。
大きくなって就職するもなかなか馴染めず、しまいには職場の上司の家に火をつけ、10年間刑務所へ。
(2度目の放火)
実は、遠藤友哉の父――力郎が逮捕されたのもクリスマスイヴ。
誰を信じる?
心麦は事情聴取のために東賀山警察署を訪れ、当時、春生と東賀山事件の犯人を検挙した赤沢正(藤本隆宏さん)と話をする。
そこで東賀山事件のことについての詳細を聞いた。
遠藤友哉は出所後に東賀山事件の捜査関係者についてスマホで調べていたこと、犯行時刻頃、現場近くの防犯カメラに映っており、事前に灯油を購入したこと、などが警察の調べで分かっているため、遠藤友哉が無罪になることはないとのこと。
春生の手紙について伝えようと思うが、この前の弁護士(松風)のようにバカにされるのではないかと躊躇い、伝えられなかった。
クジャクのダンス、誰が見た?
松風は重い腰をあげ、遠藤友哉と面会をするも、黙秘を貫いた。
心麦は川で黄昏れ、父の手紙を川に捨てようとする。
・心麦は小学生の頃、友達(エミちゃん)のスカーフが何者かに切られていたのを別の友達が、「心麦がやった」と怒る。
・その光景を誰も見ていないにもかかわらず、”母親のいない心麦”が”親子関係の良好なエミちゃん”に対して”嫉妬した”のだという動機から犯人に。
・心麦がやっていないと説明するも、誰も信じてくれなかった。
・その状況の説明を聞いた春生は、「過ちをただす機会を失ったのだから、結局自分からは逃げられない」と慰めた。
※これが「クジャクのダンス、誰が見た?」という言葉に繋がる。
タッグを組む
手紙を捨てようとした心麦を松風は何とか制止させる。
心麦は過去の言葉「クジャクのダンス、誰が見た?」という言葉から、父が一人苦しんで何かを隠していたことを理解し、そのことを松風に伝えた。
最初は断る気でいた松風も、心麦の涙ながらの懇願に依頼を受けることに。
雑誌記者の神井と出会う
松風と別れたあと、心麦は燃えた実家を訪れた。
すると知らない人間(不法侵入者)が家の中を調べていて、心麦はとっさに逃げた。
心麦が追いつかれると、その人は週刊時代という雑誌記者――神井孝(磯村勇斗さん)と名乗る。
殺されると思った心麦はその場から再び逃げ、赤沢へ通報した。
事件の調査
別の日、心麦は松風の事務所を訪れる。
小学校からの幼馴染で、一緒に事務所をやっている涙佐見(森崎ウィンさん)とともに事件についてまとめた。
・三木田辰雄
・遠藤友哉(容疑者)
・津寺井幸太
・廣島育美
・阿波山京一郎
・高畑まのか
※彼らが捕まった場合、それは「冤罪である」と春生は記す
※このうち、松風は遠藤以外の2名の身元を特定済
心麦はあれから、雑誌記者の神井孝について調べると、20年前の東賀山事件について取材してることがわかり、直接会って話を聞くことに。
春生の娘じゃない?
神井は心麦と会うと、開口一番に
「あなた、山下さん(春生)の本当の娘じゃないですよね?」
と訊く。
心麦の後ろには、こっそりついてきた保護者(松風)の姿も。
クジャクのダンス誰が見た?1話考察(内容)
ちなみにですが、メインの考察については別の記事にまとめてあります。
どうしても先が気になるという方は以下の記事からご覧ください。
・なぜ春生は殺された?
・春生はなぜ殺されるのを予知していた?
・犯人が家を燃やした理由とは?
・なぜ手紙に書いた人物が逮捕・起訴されると思った?
春生はなぜ殺されるのを予知していた?
春生は心麦を映画館へ送った後、ラーメン屋で手紙を書き、ラーメン屋の店主にお願いしていました。
そこで既に春生は死を覚悟していた(近々、命を狙われると思っていた)ということになります。
これが本人にとって早かったのかは分かりませんが、春生自身で”想定する最悪の事態“となってしまいました。
犯人が家を燃やした理由とは?
心麦が映画を見て、戻ってくると家が燃えていました。
映画はおよそ2時間だったとすると、手紙をラーメン屋で書いてから、結構な時間があります。
家を燃やした犯人は何か春生とやり取りをしたか、春生の家に何か情報が眠っていた可能性も。
スープ変えた?
春生が亡くなった後、ラーメン屋を訪れてラーメンを食べると、心麦は「おじさん、スープ変えた?」と訊きます。
“週1で食べないとそわそわする”ほどの常連である心麦は、味が変わったことをすぐに察知したようでした。
・何かしらの理由でラーメンのスープの味が変わった
(意図的なのか、偶然なのか)
・心麦の味覚が変わった
クジャクのダンス誰が見た?1話考察(ドラマ展開)
この項目は「クジャクのダンス、誰が見た?」の実写ドラマ1話を見る前に予測しているため、漫画の部分から1話がどんなストーリーになるかを考察しています。
※筆者は最新巻まで読了済
1話で磯村勇斗が登場する?
実写ドラマの1話次回予告の動画(公式)に「週刊ジダイ」の雑誌記者――神井孝(磯村勇斗さん)が登場しています。
原作の物語でもメインキャストの一人ではありますが、神井が原作漫画で出演するのは第四話(1巻の最後のほう)からになります。
なぜ磯村勇斗さんについて触れるのか、次の項で説明します。
1巻のどこまでが1話になる?
第一話 : お父さんとラーメン
第二話 : 手紙
第三話 : クジャクはダンスを踊っていたのか?
第四話 : 父の娘
現在発売されているのは6巻で、7巻で完結すると作者が公表しています。
ドラマの放送回も定番の10話が最終回になると思うので、いきなり7巻のうちの1巻を丸々1話にしていいのかなとも思いますが、話の区切りとしてはやむを得ないのかもしれません。
原作改変もあるのかも?
また、漫画では伝わるけど、映像化してもあまり伝わりにくい部分などは、時間をかけて演出したりするのかもしれないので、制作スタッフの方に期待しましょう!
まとめ
・実写ドラマの第1話は1巻全部になる?
・ちょっとした部分も伏線になりそう?
放送前から第一話の展開について、原作漫画から読み取ってみました。
ただ、原作漫画を読んだあとに実写ドラマを見ても、面白くなることが予想されます。
(キャストやスタッフ、物語の展開などを加味して…)
第一話の放送は1月24日(金)になります。
内容が濃いため、拡大放送なども予想されますので、ぜひ見逃さないように!
ここまでご覧いただきありがとうございました。