この記事では、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」についてのネタバレ要素を含みます。まだ1話をご覧になっていない方はご注意ください。
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主演の神木隆之介さんなどの豪華キャスト、脚本の野木亜紀子さんをはじめとする、通称”アンナチュラルチーム”が制作するというドラマが10月20日から第一話(初回25分拡大放送)がはじまりました。
そのドラマ第一話を視聴した感想やあらすじ、今後の考察についてまとめてみました。
ぜひ最後までご覧ください!
海に眠るダイヤモンド1話あらすじ
ここでは、海に眠るダイヤモンドのあらすじを書きました。
おもに、海に眠るダイヤモンド公式サイトの文章をまとめています。
謎の女性”いづみ”
2018年夏の東京、ホスト・玲央(神木隆之介さん)が出会ったばかりの婦人・いづみ(宮本信子さん)から、「私と結婚しない?」とプロポーズされる。
玲央は自分が勤務するホストクラブ「Heaven’s Jail」へいづみを招くと、大金を使ってくれる太客となる。
ある日、いづみの誘いに乗って、軽い気持ちで長崎の端島へ行くことに。
その端島を前に、いづみは想いを馳せて過去を語る。
鉄平が端島に帰ってくる
1955年春、長崎県の端島。炭鉱員である一平(國村隼さん)の次男・鉄平(主演の神木隆之介さん)は、本州にある、同じ大学を卒業した幼なじみの賢将(清水尋也さん)と百合子(土屋太鳳さん)とともに端島へ帰ってくる。
彼らの帰りを喜ぶなかで……
鉄平の兄で長男の進平(斎藤工さん)や端島の食堂の看板娘・朝子(杉咲花さん)、鉄平の母・ハル(中嶋朋子さん)たちが鉄平の帰りを喜ぶなか、唯一、父の一平だけは激怒する。
さらに、賢将の父・辰雄(沢村一樹さん)も、息子の就職先について、納得がいっていないところがあるようだ。
謎の女性・リナが端島にやってくる
鉄平たちが帰ってくる同じタイミングで、謎の美女・リナ(池田エライザさん)が端島にやってくる。
“歌手”だというリナに対して興味深々の鉄平だが…
海に眠るダイヤモンド1話のタイトル
日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」
— 野木亜紀子 (@nog_ak) October 20, 2024
💎本日よる9時 開幕💎
1955年 長崎県 端島の若者たちの青春🌊
そして現代の東京を生きる玲央の物語🖋
南北480m × 東西160m の端島には高層住宅が立ち並び、最盛期には5000人以上が暮らしていました。8割が炭鉱夫とその家族。黒ダイヤは海の下のずうっと下……⛏ pic.twitter.com/JfM73zlNx4
出典元 : Twitter(X)
ドラマ脚本の野木亜紀子さんのTwitter(X)の投稿で、実際の脚本の一部の写真が公開されました。
書いてある通り、第一話のタイトルは「地底の闇を切りひらく」です。
実際にドラマでもタイトルは紹介されていました。
海に眠るダイヤモンド1話の視聴率は?
海に眠るダイヤモンド1話の視聴率が発表されました。
第1話は11.0%と、まずまずの視聴率でしたね!
海に眠るダイヤモンド1話ネタバレまとめ
❁ 日曜劇場 #海に眠るダイヤモンド ❁
— 10月期日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』【公式】 (@umininemuru_tbs) October 20, 2024
ご覧いただきありがとうございました!
【 第𝟏話 地底の闇を切りひらく】
鉄平 「 人生、変えたくないか 」
──𝐬𝐢𝐧𝐜𝐞𝟏𝟗𝟓𝟓⌛︎#神木隆之介#第𝟐話は𝟏𝟏月𝟑日放送 𓂃◌𓈒𓐍 #来週はお休みです ! pic.twitter.com/KlmrnD2WM1
出典元 : Twitter(X)
海に眠るダイヤモンド第一話の話の展開における、重要な箇所についてまとめてみました。
※以下ネタバレ要素を含みます。
謎の女性・リナと赤ん坊
海に眠るダイヤモンド1話の最初に、謎の女性・いづみ(宮本信子さん)のナレーションからはじまり、「あの頃には戻れない」というシーンから始まりました。
そこで意味深なシーンが、リナ(池田エライザさん)が手漕ぎボートで赤ん坊と夜逃げするように端島を出ていくシーンが印象的でした。
これがのちのストーリーに重要なシーンであることは確実なようです。
いづみの正体
事前情報には”謎の婦人”と書かれていましたが、1話の序盤で“澤田”(酒向芳さん)が登場してきます。
澤田は「IKEGAYA株式会社」の秘書を務めており、いづみがホストクラブで札束を平気で使うことから、IKEGAYA株式会社の社長か会長ではないでしょうか?
第一話では関係は公表されていませんが、幹部たちの母親のように思えました。
また、端島へ行く船のなか、端島を見て泣きうずくまりました。
いづみは過去に端島で何かあったようです。
父と息子の喧嘩
鉄平たちが端島に帰ってきて、鉄平が父の一平に挨拶に来たシーン。
「大学に行かせてくれてありがとう」と父に感謝し、それを父は受け入れましたが、「端島で働く」と言って父は一変して激怒し、喧嘩に。
父親としては、大学に行かせたんだから、島を出て本土(本州)で働いてほしかったようです。
話のなかで、”炭鉱員”は昔でいう「下級民族」のような扱いを受けており、父親としては”端島(炭鉱員)というレッテル”を捨てて働いてほしかったのかもしれません。
黒いダイヤが”石炭”
鉄平は鷹羽鉱業の職員として働き始めます。
鉄平のナレーションで端島の紹介が始まります。
・端島の人口の約8割は炭鉱員(鉱員)とその家族
・石炭を“黒いダイヤ”と呼んでいる
鉄平のナレーションから、端島では石炭を”黒いダイヤ”と呼ぶことから、タイトルの「海に眠るダイヤモンド」のダイヤモンドは”石炭”のようですね!
謎の女性・リナ
謎の女性で自称ジャズシンガー・草笛リナ(池田エライザさん)が端島へウェイトレスの仕事をしにやってきます。
住処を探している最中、化粧で隠した顔のアザが女性にバレて慌てます。
彼女が突然、端島にやってきたこと、そのアザも今後に明かされることになるはずです!
幼馴染の恋愛
朝子の食堂での食事の際、賢将(清水尋也さん)と百合子(土屋太鳳さん)が付き合っていると鉄平から明かされます。
朝子は鉄平が好きだったので、仲の良い彼らを嫉妬していましたが、その事実を知ったことで明らかに明るくなりました。
そこで、鉄平は言い回しは異なりますが、「百合子のことが好きだった」ことを言います。
そして、朝子もまだ、鉄平のことを好きなようですね!
炭鉱員の仕事
海よりもずっと地下深く、炭鉱員の職場は地下600メートルにある坑道を約1時間かけて進んでいくところにあります。
気温35℃湿度80%の中で仕事をする環境下。
黒いダイヤ=石炭というように、タイトルにもある「海に眠るダイヤモンド」のダイヤが石炭を意味しています。
ホストクラブの存続
再び現代に戻り、玲央の客”サヤ”(現在公式発表はありません)のツケが340万円溜まっており、店の存続が危ぶれることに。
そのお金を賄うべく、太客のいづみを頼ろうと目論み、いづみに連絡します。
お金を工面してもらおうといづみに頼むも、「あなた、人生で逆らってみたことある?」といづみから意味深な言葉を言われます。
この言葉も、のちに重要な言葉になりです。
鷹羽鉱業でのトラブル
ウェイトレスの仕事をしたリナですが、そこで接客した大企業の社長――三島(”我が家”の坪倉さん)からのセクハラに対して、水をかけて怒ります。
※このシーンで逆らうきっかけとなった言葉「あなた、人生で逆らってみたことある?」は現代パートのいづみと合わさっています。
その出来事は、狭い端島ですぐに噂となってしまいます。
また、鉱員が坑道の途中でトイレに行き、崩落して気絶したのか、行方不明になります。
それはよくあることなのか、みんなは慌てもせずに探しに行くのが気になりました。
のちに、彼は見つけられ、水をかけると目を覚ましました。
リナの歌
噂が立った端島ではいられなくなったリナは、鉄平たちに別れを告げます。
しかし、鉄平はリナに対して「ここから、変えたくないか」と伝え、鉄平は端島の人と、来ていた鉱員の役員を集め、「端島音頭」という歌を歌い、島の人たちは大いに盛り上がりました。
ジャズシンガーと言っていましたが、歌謡曲もやはり上手かったのか、この歌をきっかけに、リナに対する端島の人たちのマイナスイメージを払拭することに。
リナは福岡出身
リナは福岡にある進駐軍のクラブで歌っていたというリナ。
途中から、博多弁で話していました。
ここで第一話が終了します。
海に眠るダイヤモンドの考察
私自身、第一話を見て気になったことを考察してみました。
いづみの正体は?
このドラマの重要人物となるのが、”現代パート”にいる謎の婦人・いづみです。
端島と現代の年の差は63年ともあって、いづみは端島パートの家族や親戚ではないか、という説もありますが、端島を見ただけで、人目をはばからず泣いていることから、活気のあった頃の端島で過ごした経験があり、端島の人が消えた理由を知っているでしょう。
玲央の正体は?
端島では鉄平、現代では玲央を演じる神木隆之介さん。
現代におけるホストの玲央が誰なのか、気になるところ。
序盤で謎の婦人・いづみから求婚され、何か関連があるようですが、まだ不明な点がおおいです。
ただ、端島の”鉄平”に似ていたから、いづみはそれを思い出しただけに思いますが……
リナの子供(赤ちゃん)は誰?
第一話の最初のシーンで、リナ(池田エライザさん)が夜逃げするように手漕ぎボートで端島を出ていくシーンがありました。
そのシーンのナレーションがいづみ(宮本信子さん)だったことから、「リナ=いづみ」か、「リナの子供=いづみ」説が出てきています。
現代と端島の差が63年ともあるため、年齢的にもいづみが63歳ぐらいだとすれば、リナの子供なら納得はいきますが、端島をよく知らない(赤ちゃんだったため)のに、現代で端島を見て泣き崩れるのはどうなのかなと思いました。
リナの子供(赤ちゃん)の父親は誰?
最初のリナが端島を出ていくシーンで、赤ちゃんを抱えていましたが、その父親は誰なのでしょうか?
順当にいけば、鉄平である可能性は濃厚ですが、第一話を見ただけでは分かりません。
“端島”出身はバカにされる?
大学に通う鉄平が百合子と賢将たちと、電車の中で悔しがりながら「誰かに踏みつけられるものじゃない」と言います。
詳しい描写はありませんでしたが、あれだけ炭鉱員が厳しい労働環境下で働いているのを知っている彼らが、島を出て何かされたようです。
大学へ行った三人が揃って端島に戻ってくることから、大学在学中に、”端島出身”だというだけでバカにされる以上に差別をうけていたのかもしれません。
端島はなぜ人がいなくなった?
現代パートでは、端島(軍艦島)に人がいなくなっています。
歴史上、国のエネルギー転換政策を受けて昭和 49 年に閉山したことをきっかけに端島から人がいなくなります。
ただ、いづみが端島を見て泣き崩れることから、端島から人がいなくなった理由は別の何かがあったのかもしれません。
まとめ
豪華キャストや事前情報のおかげか、海に眠るダイヤモンドの1話の視聴率は良かったはず。
私自身、リアルタイムで見ていましたが、端島と現代がたびたび行き来する展開も良く、常に目が離せませんでした。
ちなみに、次の日曜日の10月27日は「第50回衆議院議員総選挙」のため、投開票が放送されるからか、ドラマはありません。
第二話放送は10月27日ではなく、11月3日21時放送なのでお間違えなく!
すでに第二話が待ち遠しいですね!
ここまでご覧いただきありがとうございました。