・新築で家を建てた人の導入してよかったもの、導入すればよかったものがわかる。
・なるべくコストを抑えた中で、導入すべき設備がわかる。
・2022年、注文住宅(完全自由設計、フルオーダー)にて新築で家を建てた。
・他の方が家づくりで後悔しないために再度、情報収集してブログを書いている人。
・父は現役の大工、弟は元ハウスメーカー営業だが、本人は建築業界無関係です。
・家づくりで後悔しない、こだわりの家、コストを抑えた、などの記事多め。
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・家づくりってどれが一番自分に合うの?
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はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
家を建てる前は、妻と子供と約4,5年ほどアパート住まいをしていました。(築30年、設備古め、お風呂追い炊き機能無し)
実際に住み始めて、この設備がよかった、この設備を入れればよかった、などを書きますので、ご覧になっている方の参考になれば幸いです。
導入してよかった設備
深型食洗器
ネットで色々調べても、どのサイトも深型食洗器を推していました。浅型ではなく深型です。
一度に3,4人分ほどのお皿や箸などの調理器具を洗うことができ、入れ方によっては鍋やフライパンもいけます(食洗器使用OKのもの)
うちでは28cmフライパンの浅めと深めの2つを使っていますが、食器類が少なければフライパン二つは入ります。
アパート住まいの時は無かった食洗器。ダントツで導入してよかったです。
食洗器の画像探してたら、自分の家と同じようなものが見つかりました。
内部がそっくりなので、自分の家と同じパナソニック製で深型だと思います。
キッチンもパナソニックを採用しましたが、LIXILのショールームで見たキッチンも標準の食洗器がパナソニック製でした。
手洗いの時は、カレー皿や油ものなどの、落ちにくい汚れを取るのに時間がかかりますが、これさえあれば軽く汚れを落として並べて入れるだけ!(そのまま入れるだけでは汚れが落ちません)
1,2時間後に乾燥が終わって綺麗になった皿を軽く拭いて片づけるだけです。しかし、入れ方や器によっては水が溜まっている恐れも。
二人家族や子供や夫が遅くに帰ってきて、別々にご飯を食べる場合は必要ないかもしれません。しかし、食洗器のモード設定で「少量」というモードもあり、食洗器の中が半分にも満たない場合でも少し電気代の節約になります。
皿洗いが減ったお陰で時間にゆとりができ、子供と遊ぶ時間も増えます。
ニッチ
「ニッチ」というのは壁にくぼみ(凹み)をつけた空間です。
壁に厚みを付け、または厚みが付いているところに凹みをつけることで、見た目を良くしたり、くぼみを棚として利用することができます。
ニッチは元々壁に厚みがあるかないか、ニッチの大きさや棚として使う木材やダウンライトをつけるなどで価格は大きく変わりますが、それだけ個性が出ます。(大きさによりますが、一か所だいたい数万円~)
種類もさまざまで、
・玄関ニッチ玄関の飾り棚
・リモコンニッチ(またはスイッチニッチ)
・スパイスニッチ(キッチン立ち上がり部の壁に凹みをつけ、調味料を置く)
・ブックニッチ(キッチン脇に凹みとポールを付け、レシピ本を立て掛ける)
など、アイデア次第でさまざまな用途があります。
私の家でも玄関ドアを開けてすぐ正面の飾り棚(玄関ニッチ)と、リビングのリモコン類(リモコンニッチ)を採用しています。
オススメは玄関ニッチです。
最近はシューズクロークが主流になっているため、図面をよく確認すると、玄関に小物を置くスペースがない場合があります。
私の家はニッチがなければ、小物の置き場がシューズクロークだけになっていました。(=棚を買わなければいけない)
キッチンカウンター(笠木)の延長
対面式キッチンの立ち上がりの壁上部のカウンター(木材部分)を「笠木」といいます。(画像の木材部分)
フルフラットのカウンター、またはキッチンのワークトップよりも高さを変えたカウンターキッチンならよく目にします。
※そもそも、笠木を延長しているお家がほとんどない…
料理を作った後、カウンター部分に料理を置きたいけど、通常の笠木幅(150mm)では心許ない幅で、フルフラットだとシンクでの洗い物の水が飛んだりする恐れがあるため、幅の延長(150mm→300mm)をお願いしました。
これは私の案でしたが、設計相談時に妻が、
「こんなのいるの?」
「見た目、変じゃない?」
などと文句を言われたこともありました。当時、何度も心が折れそうでした。
しかし、いざ住んで使ってみると妻はよくハイチェアに座り、笠木でよく書き物をしたり、インスタを見たりしています。
何より、私よりも気に入っているようです。
将来、子供が遅くに帰ってきて夕飯を一人で食べるとき、カウンターで食事をすることも可能です。
笠木をカウンターとして利用する場合、ハイチェア(座面高700~800mmぐらい)を購入する必要があります。
私はAmazonで購入しました。
IHクッキングヒーター(IH)
引っ越し前のアパート、実家はガス火を利用していました。
そのため、新居が初めてのIHでした。
とっても不安でした。
しかし、いざ使ってみると、最初は違和感を感じますが、慣れれば最高です。
一番は掃除のしやすさです。
ガスコンロだと、五徳を取り外したり、油汚れがこびりついて大変でしたが、IHだと布巾でサッと拭くだけ!
IHを使用していくと、茶色く焦げみたいに変色しますが、重曹と水をかけ、丸めたアルミホイルでこするだけで簡単に綺麗になります。(経験済)
停電時にはIHが使えないため、もしもの時に備え、カセットコンロとガスボンベは必須です。
コンセント
こちらの画像は実際の私の家です。(未入居通電前)
画像の中央にコンセントが見えるでしょうか?
こちらのコンセントは私の希望でお願いしたコンセントです。思った通りになって、とっても満足しております。
手前のキッチン側には食洗器の隣(シンク側)、ワークトップのすぐ下に二口のコンセントが標準で付いてあるため、必要はありませんが、奥がリビングとなっており、スマホやタブレットの充電に利用しています。
平日の夕方~夜にかけての時間は夫婦どちらかが充電で利用しているほど、重宝しております。
何より、子供の手の届かない所のコンセントがリビング側にないからです。
キッチン側にはキッチンの対面にあるキャビネットの上にはありますが、そこで使うか、って話です。
あってもインターネット関連のコンセントはありますが、天井に近いところに設置してあります。
コンセントの後悔ポイントといえば、ノートパソコン用のコンセントを部屋の中央あたりに一か所作るべきでした。
コンセントの位置は、どこで何に使うかを明確にして、コンセントの追加や削除をしましょう。
導入すればよかった設備
実際に住んでみて、今のところ新居の生活にとても満足しています。
ここをもっとこうすればよかった…
なんて、欲を言えば…といった感じですが、こんな設備あったらもっと満足できたんだろうな、というのをご紹介します。
現在、新居をお考えの方はぜひ参考にしてください。
キッチンのシンクを人造大理石にする
キッチンのワークトップとシンクの素材をどうするかを選ぶことができました。
私の家はケチってワークトップ(天板)を人造大理石、シンクをステンレスにしました。
「シンクは別に、安いステンレスでいいんじゃない?」
と、夫婦でそう思っていました。
でも何か違和感が…
そう、見た目です。
普段使いでは問題ありません。水垢も人造大理石のシンクでも目立つそうです。
ただ、見た目が(二回目)
私個人の感想ですが、人造大理石のワークトップ、ステンレスのシンク、という境界のあることが気に食わないです。
画像のように、オール人造大理石のキッチンを見ると、見た目がすっきりしていて羨ましく、妬ましくも思ってしまいます。
十年ぐらい経つとシンクとワークトップの間から劣化が始まるそうです。
2Fに洗面台
安いものでも付けるべきでした。
私の家は1Fと2Fにトイレはありますが、洗面台は1Fのみです。
妻は「必要ないでしょ」と、一言。
現在は2Fにずっといることはありませんが、時々2Fを布巾などで掃除する際、布巾を洗うときに毎回階段の上り下りがあり、少々大変です。
この件をネットで調べて、よく言われているのが、洗面台の取り合いです。
朝なんかは思春期のお子さんがしばらく洗面台を占拠するかもしれません。
たった一台の洗面台では朝が大変かと思われます。
トリプルワイドIH(パナソニック製キッチン)
パナソニック製のキッチンには、横並びの3口IHキッチン(トリプルワイドIH)というものがあります。
今現在ではパナソニック製のものしかありません。パナソニックのショールームに行かれる方はぜひご覧になってください。
通常のIHは手前に2口のIH、その中央の奥側にラジエントヒーターという配置が基本です。
ラジエントヒーターとは、IH未対応の鍋が使える調理器具で、ショールームの説明では「海苔が炙れる」「お餅が焼ける」という表現をどのメーカーも使っていました。
そもそも、IH用のフライパンや鍋に切り替えれば、ラジエントヒーターなんて使いません。(私は入居から半年以上未使用)高頻度で海苔を炙ったり、お餅を焼くなんてことは普通しません。
トリプルワイドIHにすると、横並びに鍋やフライパンを3か所置くことができますが、横幅は狭くなります。しかしその分、隣同士でIHを使ってもほとんど邪魔にならず調理ができるのが利点です。
汁物(味噌汁など)、カレー(シチューなど)、炒め物を同時に作りたい場合、このように煮込む系が2つあっても同時に炒め物ができます。
こちらに関しては各家庭によります。通常のIHよりもトリプルワイドIHのほうがいくらか高いはずです。
しかし、夫婦で料理ができる家庭なら是非、トリプルワイドIHを検討してみてください。料理好きの方にはとってもオススメです。
強化ガラス製オイルガード
こちらは打ち合わせ時にずっと迷っていたんですが、担当の方に言えなかったものでした…
というより、そもそも名前が知りませんでした。「キッチンのオイルガード」と言えば伝わるかと思います。
カウンターキッチンのコンロ前に、通常だと壁があるかと思います。そちらを取っ払って、透明のガラスを設置します。(画像参照)
モデルハウスやオープンハウスを何件か見学しましたが、だいたいの家はガラスのオイルガードを付けていました。
高さや幅にもいろいろ種類はあります。
レンジフードからワークトップまでのものから、ワークトップから20cmぐらいの高さまでのものまで様々です。
利点は、
・視界が広がり開放感がでる。そのため、子供から目を離さずに済む。
・壁をなくした分、強化ガラスを追加するだけなので費用はそれほど変わらない。
・おしゃれに見える。
壁をガラスにすると、画像中央のコンセントも使えなくなってしまいます。
そして、立ち上がり部のない、フルフラットキッチンも必須です。
こちらのコンセントは携帯やタブレットの充電でとても大活躍しているので、オイルガードはあっさり諦めています。
ただ、こちらのほうが見た目が良いです。
おまけ : 後悔ポイント
後悔したことは今のところ、無いに等しいです。
強いて言うなら、というか不便だな、と感じたのが
「導入してよかった」に入っていた「ニッチ」です。
ニッチ自体は見た目が良くて気に入っていますが、「リモコンニッチ」は要注意です。
少々使い勝手が悪いんです。
たぶん、リモコン類をまとめるとなると、標準の位置はリビングのダイニングテーブルやテレビのある側になるかと思います。
しかし、それではキッチンに立っている人には来客時やお風呂を沸かしたいとき、ぐるっと回って確認したりしなければいけません。
それが地味に面倒です。
まあ、コロナもあって営業マンとかも滅多に来ないし、そこまで来客もいないんですけどね。
いかがでしたでしょうか?
私自身、入居してから半年ほどしか経っていないので、「導入すればよかった設備」で思いつくのは少なかったです。
今後、入居してから1年など、気が付いたら随時更新していきたいと思います。
引っ越し(入居)前に買い忘れはありませんか?
新居へ引っ越しをする際、買い忘れたものはありませんか?
上記の記事にまとめましたので、気になる方、不安な方はぜひご覧ください!
私が選んだ「完全自由設計」という設計プランにすると、上記の導入すればよかった設備、導入してよかった設備を導入することができます。