2025年春ドラマ。阿部寛さん主演の日曜劇場「キャスター」第四話が5月4日21時より放送されました。
このぬるい番組をぶっ壊します
という、主演の阿部寛さんの言葉が特徴のドラマ。
第三話では、STAP細胞の一件をオマージュしたドラマとして、久しぶりにのん(旧名 : 能年玲奈)さんがゲストとして登場していましたね!
この記事では、ドラマ「キャスター」の第四話のまとめ、ネタバレ、考察についてを書きました。
ぜひご覧ください!
ドラマ「キャスター」とは?
ドラマ「キャスター」は原作なしのオリジナル作品となっています。
出典元 : YouTube

主要キャスト
・進藤 壮一(しんどう そういち) : 阿部 寛さん
>ニュースゲートのメインキャスター
・崎久保 華(さきくぼ はな) : 永野 芽郁さん
>ニュースゲートの総合演出
・本橋 悠介(もとはし ゆうすけ) : 道枝駿佑さん
>アメリカ留学経験のあるアシスタントディレクター
・国定義雄(くにさだ よしお) : 高橋英樹さん
>民放テレビ局JBNの会長
あらすじ
海馬(岡部たかし)の娘・灯里(竹下優名)が通う桐桜女子中学で盗撮騒動が発生。
海馬の指示で桐桜女子中学に赴く華(永野芽郁)と本橋(道枝駿佑)。表向きはバスケ部の取材だったが、生徒たちから話を聞くうちにバスケ部顧問の芳賀(高橋努)が盗撮に関わっているのではないかと疑い始める華たち。
一方、なぜか華たちの取材に同行していた進藤(阿部寛)。実はその中学には、娘のすみれ(堀越麗禾)も通っていて・・・。
引用元 : あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『キャスター』

キャスター4話ネタバレ
通り魔事件と盗撮事件
夜、若い女性が何者かに歩道橋の階段上で刺される事件が起きる。
それから、学校の女子更衣室にカメラが置かれていたという事件が発生する。
その盗撮された更衣室には報道局長の海馬(岡部たかしさん)の娘がいた。
その事件について、娘は何も言わず、大ごとにしたくないらしい。
仕事ばかりの父を母は「こういう時ぐらいあなたが動きなさいよ」と怒る。
夜討ち朝駆け
進藤のもとへ本橋がやってきて、何かやることはないかと聞きにきた。
進藤は本橋に「夜討ち朝駆け」という記者の基本を頼み、刑事に直接差し入れを差し出して情報収集するという手を打った。(等価交換)
誤認逮捕
先日の女性刺殺事件の容疑者(元交際相手の吉木勇也)が逮捕されたといい、局内はバタバタで打ち合わせを飛ばした。
そんななか、海馬局長が自ら企画書を書き、新コーナーを立ち上げようとミーティングで切り出すが、メンバーは乗り気ではなく…
桐桜女子中学校女子バスケ部に取材へ行くという。
だが、本橋が刑事に取材した情報によると、宮野雪の殺人と死体遺棄の容疑(刺殺事件)で逮捕された吉木勇也は誤認逮捕で、闇バイトで実行役の斎藤剛が出頭したことでわかった。
その後、本橋が誤認逮捕された吉木勇也の釈放現場を取材。
進藤は刺殺事件の犯人が1か月経っても捕まらず、元交際相手を強引に逮捕に踏み切ったとたん、数時間後に自首した人間が現れてしまい、刑事は誤認逮捕の報道を先延ばししていたときに刑事は本橋を利用したのだった。
進藤の娘と海馬の娘
桐桜女子中学校女子バスケ部に進藤たちが取材へやってきた。
進藤を知る女子中学生たちは騒ぎはじめる。
以前、盗撮事件があったのも同じ桐桜女子中学校であったため、そのついでに調査してほしいと海馬に本橋が頼まれていたのだ。
さらにその学校には父を嫌う娘――横尾すみれ(堀越麗禾さん)の姿も。
すみれは進藤へ、「あえて自分のこと(”進藤の娘”ということ)を知らない学校に来たんだからやめて」という苦情の電話を…
盗撮事件について
女子バスケ部の取材はバスケ部の活動や、部長――海馬の娘の灯里(竹下優名さん)についてなど。
灯里は以前、赤点取って補修を受けていたのに、今は学年一位というほど成績アップしていた。
事件当時、生徒たちは逃げて真っ先に顧問のもとへ駆けつけ、カメラを見るが見当たらなかったという。
顧問の芳賀は何もカメラが出ていないので警察に届ける必要はないと、通報を強く反対していたことで、局の人たちは盗撮の犯人に芳賀を疑う。
進藤は警備員にも話を聞き、防犯カメラには犯人らしき人は映っておらず。
海馬灯里の成績アップもおかしく、周りでは不正行為を疑う生徒も。

尾行
進藤のアドバイスで、本橋は局長の海馬を尾行することに。
その海馬はバスケ部顧問の芳賀を尾行していた。
関連性
崎久保によると、闇バイトによる刺殺事件と盗撮事件に関連していると疑った。
以前から闇バイトで盗撮していたサイト(隠し撮り屋)から宮野雪が盗撮されており、それを利用して指示役が実行役へ宮野雪の殺害を実行したという。
すでにこのサイトは警察も調べていた。
バスケ部の盗撮映像もそのサイトに載っており、サイト管理者が学校内部の人間であると疑い、借金で回らなくなったというバスケ部顧問の芳賀が重要人物だと、海馬は一目散に局を出ていく。
学校の裏サイト
進藤は編集の尾野(木村達成さん)に頼み事をする。
その後、進藤はすみれをこっそり呼び出し、会いにいった。
すみれは学校の裏サイトを見て怖くなり、部活を休むと灯里に報告すると、灯里も気になってサイトのパスワードを教えてもらう。
崎久保は灯里を呼び出し、学校の裏サイトを見せた。
その中の「cyaro728」というアカウントが、灯里の母のSNSに出てくる愛犬の名前(チャロ)と一致していたことから、灯里と断定された。
灯里が顧問の芳賀の盗撮をかばう投稿から、何か知ってると思い、灯里を呼び出していた。
(崎久保の過去のことも少し登場する)
カンニング
そのサイトにて、灯里のカンニングの疑いの投稿も載せられていた。
灯里は崎久保に対してカンニングを認め、その投稿を消したいと崎久保に頼むと、崎久保の友達に言ってもらって投稿を消してもらった。(裏サイトの作成者は編集の尾野だった)
バスケ好き同士で繋がった「hiroto」という人と灯里がやり取りをし、ある時成績が悪くて補修で部活出れなかったことを愚痴ると、ハッキングでテストが送られてきた。
その見返りとしてhirotoから盗撮をしろと言われ、盗撮をしなかったら家族にも危害を及ぶと脅され、実行した。(盗撮が失敗した後、hirotoのアカウントは削除された)
録音
崎久保は灯里とのやり取りを録音していた。(盗聴)
進藤と海馬はその内容を聞き、海馬は警察に届けようとする。
進藤は海馬の娘――灯里を取材し、ニュースとして取り上げようと海馬に頼むが、実の娘のことだからできないと拒否をする。
今まで報道マンとして人の不幸を散々飯の種にしてきた人間が――と進藤が反論すると、海馬は進藤の家族の話を引き合いに出してしまう。
外出禁止と反発
灯里のカンニングも盗撮も両親の耳にも届き、海馬は灯里に対し、盗撮の犯人が捕まるまで外出禁止を命じた。
(外には警察の警備も)
娘の将来のためを想い、海馬は絶対に報道しないと崎久保に誓う。
海馬の家に進藤がやってきて、灯里に対し、「どうせ反発するなら派手にやらないか」の言葉に灯里は動き出す。
呼び出し
“盗撮事件のすべてを話す”という、とある投稿が部の中で盛り上がるなか、その夜、「hiroto」から灯里が23時に大和公園へ呼び出された。
海馬が部屋を覗くと灯里はおらず、ベッドに置いてある携帯にはhirotoのやり取りが映る。それを見た海馬は灯里の後を追った。
犯人逮捕
進藤たちは灯里に言われ、公園の周りで隠れて待機することに。
ただ、別で動いていた2人が近隣住民から、盗撮の疑いで警察に事情聴取を受けてしまう。
そんななか、夜道を歩いていた灯里は男に付きまとわれ、灯里が捕まってしまう。
犯人は学校の警備員(小津)だった。
無事犯人が捕まるが、制服姿で歩いていたのは灯里ではなく崎久保の変装だったのだ。
犯人が捕まったあと、灯里は自分のような被害者を出したくないといい、すべて報道で打ち明けたいと海馬に頼んだ。
解決するかと思ったが…
ニュースゲートでは灯里が顔出しなし、声も編集された状態で取材を受けていた。
ただ、警備員の小津は盗撮してお金を稼いだだけで刺殺事件は解決せず。
進藤はすみれのもとを訪れると、盗撮サイトは尾野に作らせたものだと明かしたが、すみれは知っていた。
協力したのは、事件が解決すればもう学校に来ることはないと思い、すみれは進藤に協力したのだった。
(過去、”すみれと一緒にいたすみれの母は突然、通り魔に刺された”ことが登場する)
真犯人の逮捕
進藤が、小津が携帯2台持っていたのに、警察が押収されたのは1台だった。
警備室の屋根裏を調べると、そこにはスマホとノートパソコンが。
進藤の調べで、以前、誤認逮捕された吉木勇也が指示役(盗撮サイトの管理者)として逮捕された。
臓器売買の斡旋
18年前、臓器売買を斡旋した難病支援の輪のロゴが「Together Space」というサイトと同じだった。
崎久保がなぜ盗撮サイトを進藤が知ることになったのかがわかり、進藤がとある団体についてずっと調べていたが、進藤は明かさず。
キャスター4話考察・感想
臓器売買斡旋
2話の最後あたりに、進藤が崎久保の家族の葬儀にやってきて、崎久保の母に怒鳴られたことについて。
その家族が臓器提供を求めていて、その報道をお願いされたのが影響力のある進藤だったが、母に対して協力しなかったのか、母の思惑と異なった報道をしたことが予想されます。
当時、進藤は社会部記者だったようで、当時から進藤が影響力のある人間だとは考えにくいため、やはり国定(高橋英樹さん)が臓器売買斡旋に関するカギを握っていて、その責任を進藤に負わされたとか、色々と考察がありました。
進藤の妻の通り魔事件
進藤の妻の通り魔事件の際、娘のすみれは現在とそれほど年齢が離れていなそうだったため、その事件は進藤が報道番組のキャスター時代であったと考えます。
仕事人間である進藤は、通り魔事件について報道はするが、妻のことを淡々と報道する心無い人間にすみれが想ったことが今の関係性(両親の離婚や、娘が愛想をつかすこと)になっているのでしょう。
ましてや、進藤は妻のいる病院にいかず、報道を優先した――など。
裏被り
進藤の娘として以前から少しだけ登場していた横尾すみれ役の堀越麗禾さん。
そのお父さんは市川團十郎さんなのは有名な話。
偶然にも、裏番組の日テレ21時放送の「Golden SixTONES(ゴールデンストーンズ)」にて、お父さんの市川團十郎さんがゲスト出演するという裏被りが発生するという珍しい出来事が。
まとめ
・臓器売買の斡旋サイトで進藤と崎久保とのつながりが…
進藤の父、進藤の思惑、国定の闇、崎久保の過去、鍋田(ヒコロヒーさん)の素性など、まだまだ謎が多すぎるドラマとなっています。
主題歌のtuki.さんの「騙シ愛」という曲のタイトルの通り、ドラマにも”騙し合い”があるのでは、と裏がありそうな予感もしますが、今後もドラマから目が離せませんね!
次回の第五話は5月11日放送となります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。