1.ペニンシュラキッチンとは何かがわかる
2.ペニンシュラキッチンのメリット、デメリットを理解できる
3.ペニンシュラキッチンのおすすめオプションがわかる
近年、システムキッチンで一番採用されているのは「ペニンシュラキッチン」です。
という考えの方は多いと思います。
安心してください。最初は意味が分からなくて大丈夫です。
そもそも、キッチン(台所)しか分からない方、システムキッチンとは何か分からない方は、以下の記事を先にご覧いただけると、理解が深まるかと思います。
・家づくりってまず、何から始めればいいの?
・住宅メーカーって色々あるけど、それぞれ話を聞くのも時間がかかるし面倒…
・住宅展示場行ったけど、1社の説明だけで1,2時間話を聞かされて、これを何社も聞くのが嫌…
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ペニンシュラキッチンとは
ペニンシュラキッチンの「ペニンシュラ」とは、英語で「半島」という意味をいい、キッチンの部分が片側だけ壁にくっついたキッチンを「ペニンシュラキッチン」と呼びます。
基本的にペニンシュラキッチンを採用する場合、リビングやダイニングを見たわせる対面式キッチン(オープンキッチン)になります。
※アイランドキッチンも同様です。
アイランドキッチンとの違い
アイランドキッチンとの違いは、システムキッチンの部分が壁に面しているか面していないかの違いのみです。
アイランドキッチンについては別記事でまとめてありますので、気になったらぜひ、ご覧ください。
ペニンシュラキッチンのメリット
アイランドキッチンと比べて安価
だいたい5万円~15万円ぐらい、アイランドキッチンのほうが高価だと言われています。
その分のコストをかけて、アイランドキッチンにしたいのであれば、良いと思います。
※安価といえど、お家の内壁にペニンシュラキッチンをくっつけると、費用がかさみます。
(上の画像のようなもの)
開放感がある
キッチンで調理をしていると、リビングやダイニングを見渡せるため、アイランドキッチン同様、対面式キッチンを採用される場合のメリットといえます。
私もI型キッチンだったアパート住まいの頃、子供が変なことをしていないか気になりながら料理していると、なかなか落ち着きませんでした。
開放感でいえば、アイランドキッチンには劣りますが、充分開放感がありますよ!
家族とのコミュニケーションが増える
料理中にリビングやダイニングにいる家族が見えるため、作業しながら家族とコミュニケーションを取ることができます。
特に子供は料理中でも、
なんて言うこともありますが、向かうことは難しくても、見ることはできます。
壁付けキッチンであれば顔が見えないため、対面式キッチンのメリットともいえますね!
手元が隠せる
立ち上がり部のあるキッチンを選ぶことで、料理中の手元や、キッチン上の物を隠すことができます。
三角コーナーのごみがそのままだったり、買い物後の荷物がそのままだったりと、急なお客さんが来ても慌てる必要はそこまでありません。
ペニンシュラキッチンのデメリット
メジャーなキッチン
ペニンシュラキッチンを選ぶご家庭は多いです。
一生に一度あるかないかの家づくり。どうせなら…と、他の人と差別化したくありませんか?
もちろん、キッチンといってもメーカーはたくさんあります。
しかし、白や黒など、ありきたりなデザインを選ぶと、差別化できません。
ましてや、注文住宅といいつつ、キッチンを2択や3択でしか選べないメーカーもあるため、ここでペニンシュラキッチンを選ぶと、他の家と似たり寄ったりになります。
余談ですが、注文住宅のプランの中に「完全自由設計」というプランをやっているハウスメーカーや工務店があります。
私は完全自由設計を選び、キッチンやお風呂などの住宅設備を自由に変えることができました。
完全自由設計をしているメーカーは少ないですが、ぜひオススメです!
臭いや煙が充満しやすくなる
開放感のあるキッチンがゆえのデメリット。
料理中に発生する臭いや煙がリビングやダイニングの家具(ソファーやカーテンなど)へ移る恐れがあります。
臭いや煙が気になるようでしたら、良い換気扇を選ぶか、レンジフードの換気扇を「強」で使用すると良くなるかもしれません。
収納が少ない
壁付けキッチンであれば、キッチン上部に吊戸棚を付けることが可能ですが、対面キッチンの場合、上部に吊戸棚を付けることができない可能性が高いです。
画像のように、キッチン対面にカップボード、さらにその上に吊戸棚を設置することで、多くの物を収納することができます。
カップボードの上に電子レンジやオーブントースターなどを常時置いたりすることができるため、オススメです!
ペニンシュラキッチンのオススメポイント
メリット、デメリットを書きましたが、それを踏まえたうえで、ペニンシュラキッチンをどのように活用すれば良いのか、以下に書きました。
キッチンの収納を増やす
メーカーによって、収納にこだわったキッチンもあります。(例 : LIXILなど)
また、背面収納として、カップボードや、造作の棚、近くにパントリー(食糧庫)を設置するご家庭も多いため、収納が少ないと感じても、他でカバーすることが可能です。
家事動線、家電の配置を事前に考える
「家事動線」とは、それぞれの家事をこなす際の移動距離を狭め、無駄な動きを少なくした動線をいいます。
家事動線的には極端な話、平屋やリビングを二階に作る(おもな活動は二階)ことで家事がしやすくなりますが、それらは好みが分かれます。
家事は料理だけでなく、洗濯や掃除など、一つ一つをこなすよりも並行してこなしたほうが効率は良いですよね?
近年は、ペニンシュラキッチンのコンロ側に洗面所や脱衣所を設置するなど、行き止まりを無くすことで動線が確保されます。
ニッチ
ニッチとは何か?
こちらを導入すると、個性が出てオシャレになりますよ!
詳しくは別記事に書いてありますので、そちらを後でご覧ください。
ペニンシュラキッチンでいえば、キッチンの立ち上がり部をくり抜いたスパイスニッチと、キッチン脇をくり抜いたブックニッチがオススメです。
私はその二つを採用するか迷いましたが、結局採用しませんでした…
笠木の延長
「笠木」とは上記画像のような、「キッチンの立ち上がり部の木の部分」をいいます。
フルフラットキッチン(ワークトップに段差のないキッチン)でなければ、ペニンシュラキッチンの標準で笠木はもれなく付属されます。
実際に私の家では、こちらの笠木を延長しました。
上の別記事にまとめてありますので、興味がありましたらご覧ください。
引っ越し(入居)前に買い忘れはありませんか?
新居へ引っ越しをする際、買い忘れたものはありませんか?
上記の記事にまとめましたので、気になる方、不安な方はぜひご覧ください!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ペニンシュラキッチンは一般的なキッチンではありますが、選び方次第で色々なことができます!
住宅ローンを組んで、自分の給料で将来やっていけるだろうか…
・家づくりってどれが一番自分に合うの?
・ローコスト住宅が気になるけど、どれを選んだらいいんだろう…
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