結局、持ち家と賃貸はどっちがいいの?
持ち家と賃貸のそれぞれのメリット、デメリット、将来的なリスクなどが知りたい
「持ち家と賃貸なら、どっちが得?」
という論争は昔からあり、今でもその論争は解決に至っていないとのこと。
私は賃貸も持ち家も経験した身ですので、どちらもメリットやデメリットは理解しています。
結論からいえば、「持ち家」のほうが良いと思います。
それぞれの持ち家と賃貸のメリットやデメリットなどについてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください!
持ち家と賃貸について
「持ち家」とは、マンションやアパートの一室、または新築や中古の一軒家を購入し、自分の所有物となる家のことをいいます。
「賃貸」とは、「賃料を取り、物を相手に貸すこと」をいいます。
ここでの賃貸は、マンションやアパートの所有者(大家さん)と居住者が契約を結ぶものをいい、間に不動産賃貸仲介業者が入ることがほとんど。
持ち家 : 住居を買う
賃貸 : 住居を借りる
持ち家率について
転勤のある職でなければ、結婚したら将来はマイホームに住むのが理想のはず。
全国の持ち家率は過去も現在も約6割といわれています。
どんなに経済が悪化しても、空き家が増えても、全体の持ち家率は今も昔もほとんど変わりません。
晩婚化の世の中ですが、結局は30代でも40代でも家を建てています。
筆者自身も賃貸と持ち家を経験済み
私自身、賃貸アパート(過去)と持ち家(現在)のどちらも経験しています。
実家暮らし
↓
アパートで一人暮らし(約半年)
↓
同棲からの結婚(同じアパートで4,5年住んだ)
↓
家を建てる
結果、持ち家は良いですよ!
土地の価値の変動がある
いま、土地を購入しても、十年後には土地の価格が変動している可能性も。
大型商業施設やテーマパーク、土地の売れやすさなど、周辺地域の発展が坪単価に大きく関わります。
商業施設ができあがる
↓
若年層の転入者(持ち家、アパートともに)が増える
↓
更地や空き家、マンションやアパートの空き部屋が減り、土地が売れやすくなる
↓
坪単価があがる
田舎暮らしが好きな人より、栄えているところが好きな人が多いのが現状。
地方の人口が減る原因でもあります。
持ち家のメリット
設備が新しい
新築や建売住宅は新しい設備がほとんどです。
新築住宅は家を建ててから一年以内で未入居の家をいいます。
一年以上経つと未入居でも「中古物件」扱いです。
賃貸で修理や修繕をしても、(故意でなければ)住民の費用負担はありませんが、壊れる前のものと「同等」のものを使うのが一般的です。
ローンを完済すれば負担が減る
新居に住み始めたら、ローン返済がはじまります。
ですが、そのローン返済が終われば、支払いも一軒家なら固定資産税、マンションなら管理費や修繕積立費、駐車場代などがかかりますが、どちらもローン返済時の半分以下の支払いになるでしょう。
参考資料 : 住宅ローン完済後に生活はどう変化する? (moneydesign.co.jp)
持ち家のデメリット
持ち家のメリットはいくつかご紹介しましたが、一方、持ち家に住むリスクはなんでしょうか?
ローン地獄
一般のひとが家を一括で購入することは滅多にありません。必ずといっていいほど、ローンを組みます。
平均で25年~30年ローンが多く、その間は賃貸で住むよりも月々の支払いは増えます。
自分が病気や怪我、失業など、悪い要因で収入が減ることも将来起こるかもしれません。
それでも支払いは続きます。(加入した保険次第で減額や補助もあります)
返済までに経年劣化の発生する可能性が高い
経年劣化が発生すれば、リフォーム、最悪の場合、建て替えなんてことも…
ちなみに、外壁塗装は家を建ててから10年が目安と言われています。
外壁に多い窯業系サイディングでもガルバリウム鋼板でも、外壁塗装の目安はそれほど変わりません。
外壁塗装の費用相場は、30坪で60~100万円、40坪で80~130万円、50坪で100~160万円、60坪で120~200万円程度です。費用は塗装面の面積や塗料、塗装方法の違いなどによって異なります。
引用元 : 「くらしのマーケットマガジン」
あくまで目安のため、15年でも20年でも、見た目を気にしなければ外壁塗装をしない、という手もありますが、雨漏りやカビ、腐食など、家の寿命が短くなるおそれも。
簡単に居住地の変更ができない
家を建てたけど引っ越ししたい!
なんて気持ちを将来持つこともあるかもしれません。
住宅ローンを返す前に、今の家を売っても簡単に売れると思いますか?
これから一生涯住んでも後悔しない、ぐらいの気持ちで家を建てるべきです。
ご近所や環境の問題があると大変
家を建てる前にご近所の調査はしましたか?
災害時にどのくらい影響がでるか、自分たちの暮らしに影響の出るものはないか、しっかり調べましょう!
将来、子供部屋が物置き部屋に
子供がいるうちは家が手狭になりやすいが、子供が大きくなって出ていくと、子供部屋が物置き部屋(納戸)になります。
私の親戚で大きな家に住んでいる方がいますが、子供二人は家を出て、今は夫婦二人暮らしです。
膝が悪く、2階へは滅多に行かないそう…
賃貸のメリット
引っ越しが持ち家よりも簡単にできる
引っ越し自体は大変な作業にはなりますが、環境を変えたいときに引っ越しするのも悪くありません。
固定の住居を決めるより、新たな出会いを求めるなら賃貸がオススメ。
住居の劣化や老朽化による住宅設備の修理や修繕費用がかからない
入居者は住居の劣化や老朽化による住宅設備の修理や修繕費用がかかりません。
すべてオーナー(大家さん)持ちです。
賃貸のデメリット
自分の資産(所有物)にならない
借りている身なので、ずっと自分のものになりません。
将来、年金暮らしになっても支払いは変わらず続きます。
家を空けるときでも家賃の支払いがある
旅行や長期出張で家をしばらく空けるときがあっても、家賃の支払いはあります。
月に一回も家に帰らなくても、部屋を借りている以上、家賃の支払いはしなければなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
持ち家は将来のことを考え、先に支払いを済ませれば後で楽になります。
賃貸でずっと無駄に払っているより、ローン返済に充てたほうが将来の苦労が減るでしょう!
一方で賃貸は、一定の支払いさえ問題なく支払えば、大きな出費もありません。
収入とのバランスを考え、自分に合ったほうを選びましょう!
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