★この記事を(特に)読んでほしい方
1.投稿主オススメの、小説も映画も面白い作品がわかるため、興味のある方
2.小説が苦手な方、映画を見ない方
ご覧いただきありがとうございます。
私には趣味がたくさんあるんですが、
「小説を読むこと」
「映画を見ること」
という趣味があります。
しかし、ブログを始めてTwitterを再開してから、空き時間にTwitter閲覧やブログの勉強をしているため、最近はどちらもまともにしたことはないですが…
小説の中には映画化、ドラマ化している作品も多数あります。
ですが、私の中では小説も映像化作品も面白い!って作品、あまりないんですよね…
なので、私が思う、小説も映像化作品も面白い作品を記事にまとめてみました。
※『投稿主が小説も映画化作品も見た中で』ですので、アレが無い、コレが無い、という作品もあるはずです。それに関しましてはご理解いただけると幸いです。Twitterでリプくだされば、私が見た作品の中なら忖度無しでお答えできるのもあります。
小説、または映画化されたものを見て面白かったけど、もう片方は見ていない、という作品もあります…
はじめに
投稿主の読む小説の傾向
私が今まで読んだ小説は、
・映像化された小説
・有名作家さんの小説
・賞を取った、またはノミネートされた小説
のどれかに9割以上が該当します。
そもそも、私は活字を読むのが苦手な理系出身で、小説を読んだのは20代半ば、現在の会社に入ってからでした。
好きなジャンルは、「ミステリー」「ファンタジー」「フィクション」です。
小説の映像化作品について
小説が原作の映像化作品は面白くない?
・小説は面白いのに映画化された作品はつまらない。
・ドラマや映画が面白くて原作(小説)を読んでみたが、それほど面白くなかった。
なんてこと、ありませんか?(私はよくあります)
そもそも、先に展開を知っているからつまらないのでは?
と、思われるかもしれませんが、面白い作品であれば、小説や映画を見てから、もう片方を見ても面白いんです。
人によりますが、私の場合、300~500ページの小説を1冊読むのに五時間以上かかります。上巻、下巻があるならその二倍。宮部みゆきさんの「模倣犯」や「ソロモンの偽証」なんて、長すぎます…
一方で、映画やスペシャルドラマはだいたい二時間ぐらい。1クールのドラマなら1時間×10話+初回と最終話に拡大が少しあるかないかぐらい。
映画であれば時間は短いため、省略や簡略化が多くなります。しかし、ストーリーや重要な箇所は崩せない…
骨格が決まっているとはいえ、原作を映像化するのは監督の力量が問われますね。作品によって面白さにムラのある監督さんもいますし…
投稿主が選ぶ厳選作品6選
私が小説を読み、映画化された作品も見て、どちらも面白かった作品をご紹介します。
こちらに関しては随時追加もあるかと思います。
※以下の本にはそれぞれ購入できるように広告が貼ってあります。
ツナグ(辻村深月)
死者との再会を仲介する使者「ツナグ」の短編小説。
ジャンルはファンタジー
投稿主が見た順番
映画 ⇒ 小説
2010年小説発行、2012年実写映画化。主演は松坂桃李さん。
小説は続編あり。(投稿主は未読)
著者の辻村深月さんはドラえもん好きで有名な作家さん。ドラえもんの映画の脚本を担当されたこともあります。
私が小説を読み始める前、実家で母がこの映画(DVD)を見ていて、私も途中から一緒に見たのがきっかけ。
途中からでも見入ってしまうほどの世界観で、あれから何年も経った今でも私の中では一番の作品です。
私事ですが、私の妻が元々辻村さんの作品が好きで、お互いの事に興味を持ったきっかけの本でもありました。
私が一番好きな映画。どちらも面白いけど、全編では映画よりも小説のほうがどちらかといえば面白い。
特に、女子高生の二人の話に出てくる橋本愛さんの演技がすごい。彼女の最後のシーンが泣ける。
容疑者Xの献身(東野圭吾)
天才数学者の作った難事件を天才物理学者と刑事のコンビが謎解く推理小説
ジャンルはミステリー
投稿主が見た順番
ドラマ(ガリレオシリーズ) ⇒ 小説 ⇒ 映画化作品
2005年小説発行、2008年実写映画化。主演は福山雅治さん。
ガリレオシリーズは原作の小説、ドラマ、映画など多数あり。
中国版リメイク映画は2017年公開。(タイトルは嫌疑人X的献身)
ガリレオ初期のドラマをリアルタイムで見ていました。
シンプルだけど、シンプルだからこそ沼にハマるトリック。
東野圭吾さんのミステリー小説はどれもトリックが素晴らしく、映画化された作品も面白いのは多くあります。
告白(湊かなえ)
幼い娘を校内で亡くした女性教師の復讐劇
ジャンルはミステリー
投稿主が見た順番
小説 ⇒ 映画
2008年小説発行、2010年実写映画化。主演は松たか子さん。
著者の湊かなえさんのデビュー作であり、いきなり本屋大賞受賞。
山登りの好きな普通の主婦。そんな方が狂気的な作品を描くなんて思いもしません。
小説の出だしの女性教師の語り部分、映画にもある序盤2,30分ぐらいのシーンは他でも見たことがありません。
小説にはない、映画監督の独特な演出あり。だけど、小説の狂気的な部分はしっかり映像化されている。
最初から最後まで怖い作品。幼い子供には見せられない…それでも大人は見たくなる作品。
スマホを落としただけなのに(志駕晃)
スマホが運悪く殺人鬼ハッカーに拾われてしまうところからはじまる、目まぐるしく起こるミステリー作品
ジャンルはミステリー
投稿主が見た順番
小説 ⇒ 映画
2017年小説発行、2018年実写映画化。主演は北川景子さん。続編は白石麻衣さん。
現在、小説も映画も続編(囚われの殺人鬼)があり、小説は3作品まであります。
著者の本業は元ラジオディレクターの放送作家と、マルチに活動している方です。
小説は主人公(女性)、警察(若手刑事)、犯人の三者の視点で書かれていて、ぐるぐると視点が入れ替わります。視点がコロコロ変わるのは物語が頭に入りにくい、と言われていますが、この作品は視点の切り替わりが上手です。
小説でも映画でも殺人鬼ハッカーの視点が狂気的で恐怖を与えてくれます。
一作目も二作目も最後の展開は驚きました。
十二人の死にたい子どもたち(冲方丁)
自殺願望を持った十二人が集い、集団自殺を決行しようとするが、話し合いを重ねるごとに彼らの気持ちが変わっていくミステリー作品
ジャンルはミステリー
投稿主が見た順番
映画 ⇒ 小説
2016年小説発行、2019年実写映画化。主演は十二人全員
廃病院の地下に集められた集団自殺のルールは、自殺を実行をする前に全員で決を採り、反対者がいればその都度、議論をするというもの。これを反対者がいなくなるまで議論されます。
彼らは自殺をするために十二人が集まったが、既に廃病院のベッドには13人目の少年が。そこから次第に計画が狂い始め、ひたすら議論を繰り返します。
小説は各節ごとに視点が順番に変わり、最終的に十二人全員が視点になる珍しい形式。
映画のメインの十二人は六人が製作者側のオファー、六人がオーディションで通った人です。オーディションで通った方の数名は、のちにドラマやCMでもご活躍されている方もいます。
吉川愛さん(ギャル)や古川琴音さん(ゴスロリ)、坂東龍汰さん(不良少年)など、改めて映画を見ても、出演者はとっても豪華です。
ナラタージュ(島本理生)
高校時代、教師の彼のことが好きだった卒業生の恋が再燃するドロドロ愛憎劇
ジャンルはラブストーリー
投稿主が見た順番
小説 ⇒ 映画
2005年小説発行、2017年実写映画化。主演は松本潤さんと有村架純さん
原作者は恋愛小説のプロ。映画監督も「世界の中心で愛を叫ぶ」を手掛けた恋愛映画のプロ。
恋愛小説は好きなほうではないけど、誰かに恋愛小説を紹介するならこの作品と決めている。
一筋縄ではいかないラブストーリー。もどかしさ、せつなさと心が痛くなるけど癖になります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
正直なところ、私はオススメしますが、感じ方には人それぞれあるため、気に入らないこともあるかと思います。しかし、映画も小説も機会があればぜひご覧になってください。
今後、面白い作品がありましたら随時追加できればと思います。
上記の映画はプライム会員であれば、プライムビデオから無料で見ることができます。(2023.6月現在)
※期間によっては有料になることもあります。
私はプライム会員を年間プランで契約しています。Amazonのプライム会員になることをオススメします。
ご覧いただきありがとうございました。