家づくりでコストダウンしてはいけない所【ケチるときっと後悔します】

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悩む人間
家づくりで色々入れたけど費用高すぎ…
これ、削っていいのかな?

★この記事を読むメリット

1.コストダウンする際、グレードを下げてはいけないものがわかる。
2.その他、減らしてはいけない、取り外してはいけないものがわかる。

この記事を書いた人

・2022年、注文住宅(完全自由設計、フルオーダー)にて新築で家を建てた。

・他の方が家づくりで後悔しないために再度、情報収集してブログを書いている人。

・父は現役の大工、弟は元ハウスメーカー営業だが、本人は建築業界無関係です。

・家づくりで後悔しない、こだわりの家、コストを抑えた、などの記事多め。

家づくりにはとってもお金がかかります。

自分たちの思うままに何でも取り入れてしまうと費用がかさみますよね。

しかし、

『妥協できない部分をやめて一生後悔したくないので、どうしても取り入れたい』

じゃあ、何かをやめなければ…

ここは別にいらないかな…
あそこはグレード下げても大丈夫でしょ…

ちょっと待った!(某CM)

どんなに費用が高くても、グレードを下げてはいけないもの、減らしてはいけないもの、取り外してはいけないものがあります。

どうしても…と、言うなら仕方ないですが、絶対に後悔します。

私が建てる前に調べて分かったことや、実際にグレード下げなくてよかったという経験、についてまとめました。

以下の記事では、注文住宅(完全自由設計、自由設計)について書いていますので、よかったらご覧になってください。

家づくりって難しそう…(PR)

住宅ローンを組んで、自分の給料で将来やっていけるだろうか

・家づくりってどれが一番自分に合うの?

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目次

グレードを下げてはいけないもの

窓のサッシ

家づくりのコストダウンをする際、絶対グレードを下げてはいけない、と私が調べて心に誓ったものの一つが「」です。

その言葉を忘れなかった結果、最初の冬はそれほど苦労しませんでした。

私の家は標準(初期)で「YKKのAPW330」というものでした。
最初からこのタイプであり、私達は全く手を加えていません。

サッシ : オール樹脂サッシ
ガラス性能 : Low-E 複層ガラス

という内容になっています。

メリットデメリット
断熱性、気密性が良い
結露しにくい
防音効果が高い
劣化が早い
紫外線に弱く、色あせやすい
樹脂サッシと複層ガラスのメリット、デメリット

断熱性 : 外気の熱気や冷気を室内に入れないように遮断する能力
気密性 : 住宅の隙間を減らして内部の空気を逃がさない能力

部屋の温度

私の住んでいるところは、夏はとても暑く、冬はとても寒い地域です。

妻は虫が嫌いなのと諸々で、窓の数や大きさを最小限に、開閉できるところも少なくなっています。

新居で暮らし始めて数か月後に真冬(丸一日気温が氷点下)を経験しましたが、朝起きても部屋はそれほど寒くありませんでした。

以前住んでいたアパート(築30年)はとっても寒い思いをしたのを覚えていますが、その部屋よりも広い我が家。

アパートはリビングが6畳。現在の家は10畳以上。

外の気温がよく分かりづらいので、窓を開けるかスマホやテレビで情報を得ないと、着ていく服に失敗したりすることが結構あります。(経験談)

結露

結露のついたすりガラス

私の実家で母がいつも悩まされていました…

冬になると出窓や大きな窓のサッシに新聞紙を敷いて結露を染み込ませ、大きな窓は結露取りのワイパーで数時間おきに結露を取っていました。
もちろん、小さい頃に私も結露を取らされていました。

それを見て、

私は結露に悩まされたくない!

と決意しました。

ですが、実際住んでみて、結露があったかというと、少しだけ結露はありました。

少量ですがほんのり窓枠の角に水滴が付着していました。

現在、寝室として利用している4.5畳の和室に約0.8m四方ほどの窓が一つありますが、その窓ガラスの表面一体に水滴が付着している程度で、下の窓枠には水が蓄積されていませんでした。

その窓が私の家で一番結露していました。ただ、実家やアパートと比べると全然大したことないので、むしろ助かっています。

防音効果

以前住んでいたボロアパートは外も隣も下の階も音がわりと伝わっていました。下も隣も内容は聞き取れませんが、話し声はしっかりと聞こえました。

ですが、現在住んでいる家は外の音がほとんど聞こえません。

ほんと周りに家とか何もないんじゃないか、と錯覚するほど…
※住宅密集地です。

裏のお家は住む前に挨拶に伺いましたが、小学校低学年ぐらいのお子さんがいました。

半年以上住んでいますが、全然騒いでいる声が聞こえません。たまに裏庭で何かしていた時に話し声が少し聞こえた程度でした。

たまに私が家のリビングのすぐ外で作業をしている際、うちの子の遊んでいる声や音は多少聞こえます。

感覚ですが、窓を閉め切った車の中で子供が遊んでいるような感じです。そこまで音は漏れていません。

玄関ドア

茶色の玄関ドア

こちらも窓と同様に、絶対にグレードは下げるな!と誰かに教えられたものでした。

もちろん、こちらもYKK AP 製の玄関ドアです。

初期設定では、鍵の開け閉めでそこそこ大きな電子音が鳴ります。
私はその音が嫌だったので、住み始めて落ち着いた頃に電子音をOFFに設定しました。

しばらく住んでみて、同じ時期に家を建てたご近所の方々が家の鍵の開け閉めをするときに、うちと同じ電子音が鳴っているのが分かりました。ハウスメーカーが違っても、YKK AP 製のドアが主流なのかもしれませんね。

窓とほとんど同じなので詳しい説明は省きますが、必ず玄関ドアのグレードは下げないでください

耐震等級

耐震等級とはその名前の通り、建築基準法によって定められた地震による崩壊や倒壊に対する強さを表す等級をいいます。

ちなみに、私の家は「耐震等級3」です。最近は標準で耐震等級3にする建築業者が多いそうです。

耐震等級は1から3までありますが、最低等級の1でも一般住宅としては全く問題ない等級ではあります。

ちなみに、それぞれの耐震強度は、

耐震等級1 : 一般的な日本の住宅
耐震等級2 : 病院や学校などの避難所になるような施設
耐震等級3 : 警察署や消防署

とよく言われます。

別にそんなに家を強くしなくてもいいのでは?

肩をすくめる女性

とお考えになると思いますが、ここは地震大国、日本。
いつ大地震が起きるか分からない時代です。

自分の家を守りたいのであれば、等級は高いに越したことはないです。

さらに、耐震等級3にすると良いメリットがあります。

・地震に強い家ができ、安心した生活が送れる
・地震保険が安くなる

もちろん、以下のようなデメリットもあるので注意してください。

・扉や収納を減らされる(=地震に強くするために壁や柱を増やされる
・場合によっては費用は高くなる

私の家は本来、階段下に収納があったんですが、耐震等級の話になってから唐突に、「この階段下収納があると、耐震等級3等級は厳しいです」とIC(インテリアコーディネーター)の方から断言され、考えていたプランが崩れました。

※営業との話し合いが終わり、ICの方へと担当が変わったタイミングでそれを言われ、階段下にはこれをしまっておこう、と夫婦で考えていたことが水の泡。

ちなみに、「耐震等級3相当」というのもありますが、「耐震等級3」とは違います。

耐震等級3相当は「相当」という言葉を使っているため、はっきりとしていません。

耐震等級3と同じような間取り、材料かもしれませんが、正式な評価を受けていないことは確実です。

専門機関による評価に合格すれば「相当」は取れます。その分、費用はかかります。

耐震等級3相当で専門機関から評価をしてもらい、不合格を貰う可能性もゼロではありません。

でも、自分の住む家ですから、安心して住みたいですよね?

後悔する前に安全面に関してはお金をかけたほうがいいと思います。

減らしてはいけないもの

洋服のたくさん収納されたクローゼット

収納

部屋を広くすれば掃除は大変ですが、

収納は無いに越したことはないです。広いに越したことはないです。

家を建てたら必要最小限のものだけにしてミニマリストを目指す方でも、やはり収納はあったほうがいいです。

ミニマリストの方に怒られそうですね…

現状、子供がいなかったり、小さかったりすると、物が少ないのは当然です。
子供部屋も二部屋ありますが、現在は空き部屋と物置です。

子供が大きくなったら自分の部屋が欲しくなり、物で溢れかえります。

もし、物を減らしたいのであれば、日常的に物を減らす努力をしましょう。

あと、造作の棚はやめたほうがいいです。

作ったら模様替えしたくても、その棚しか使えなくなってしまうので、この先何十年も同じ棚と過ごさなければいけません。

物を合わせるのではなく、造作の棚に合わせなければいけません。

扉(部屋と部屋の間の扉、収納扉)

部屋と部屋の間の扉

最初の図面で、部屋と部屋の間には、ほぼ必ずと言っていいほど、引き戸か開き戸があります。

脱衣所と洗面所が別で、洗面所が廊下に面しているのであれば、廊下側のドアは常に全開にするだろうから不要、と思うかもしれません。(私たちの考えがそうでした)

そもそも、洗面所って何をするところでしたっけ?

手を洗うところ?
歯を磨くところ?
化粧をするところ?

ここまでは理解していました。

私の中で、「髪を乾かすところ」が盲点でした…

夜中にドライヤーを洗面所で使うと、ドライヤーの音がうるさいです。

妻は髪を乾かすのが遅く、乾かす時間も長いため、うちの妻は脱衣所と洗面所の間のドアを閉めて、脱衣所で乾かしています。

まあ、それでもうるさいことに変わりはないです。

・引き戸 : 主に直線のレールを利用し、横にスライドさせて開閉させる扉
・開き戸 : 扉と枠の間の蝶番を利用し、手前または奥へと開閉させる扉

遮音性は基本的に

引き戸<開き戸

です。

開き戸は扉を閉めるときの衝撃を吸収するために、ドア枠にパッキンが付いています。

閉めるとパッキンが潰され、隙間が減り、音漏れしにくくなります。

ただ、開き戸にすればその分、ドアを開けるためのスペースを確保しなければいけないので、家の間取りをよく確認してから引き戸か開き戸にするかを考えましょう。

今でも引き戸と開き戸がどっちだったかを忘れるときがあります…

収納扉

「見せる収納」というのが流行っているそうです。

さまざまなデザインの収納ボックスがあるため、確かに見せる収納、というのも納得はしています。

私の家は、基本的に収納関係の扉は和室の折り戸ぐらいで、リビングのテレビ台の両脇、子供部屋、ウォークインクローゼット、シューズクロークは収納扉がありません。

ということはつまり、ホコリの溜まる恐れがあります。

特に、リビング、ウォークインクローゼットなどの毎日何度も行き来する部屋は、目視しにくいホコリがたくさん舞っています。

我が家では、ウォークインクローゼットの上部の荷物が置いてある場所、リビングの上部の窓枠と棚の一番上(2m~2.5mぐらい)は1~2か月もすると、指でさわるだけで少しホコリが付着します。

定期的な掃除が面倒、という方はホコリ対策をしっかりしましょう。

トイレの数

普通のお家はトイレを2個付けるのが一般的ですが、トイレを減らすと大きくコストダウンできますよ、という記事も時々見かけます。

トイレの数を減らせば、朝は渋滞が発生します。

取り外してはいけないもの

白で統一された清潔感のあるシステムバスルーム

窓(採光、換気)

「窓なんて開けても虫が入るだけだから一生開けない」
「大きくしても防犯の面で良くない」

「グレードを下げてはいけないもの」の項目でも触れましたが、うちの妻が窓を減らしたり、小さくしたりと何度も考えていました。
※一応、「減らしてはいけないもの」にも含まれますが、同じ内容のため、こちらにまとめました。

設計担当の方が最初の図面で採光のために、窓の数や広さを考えていたと思います。
※それが通常の家の形(テンプレの可能性も…)なのかもしれません。以降、お客様から変更のあったことに関して、建築業者に責任はないものだと思ってください。

減らす、取り外すことによるデメリットを以下にまとめてみました。

小さい個室は窓が無ければ日中でも暗い
 ⇒トイレやお風呂などの個室や玄関は小さくても50×50ぐらいの窓を入れましょう。
換気扇のない部屋の臭いがなかなか消えない
 ⇒特に玄関は開けられる窓を一か所でも作るべき。

特に、玄関は靴の臭いが充満します。冬場や入居してすぐの頃は臭いが気になりませんが、夏場が問題です。

汗で蒸れた靴、靴下の臭いが充満し、対策を施さなければ悪臭の漂う玄関になってしまいます。

はっきり言って、窓は必要です。

防犯を考えるなら、そこまで大きい窓はいらないですが、光を取り入れるためには必ず入れてください。

どうしてもこの窓は開けない!というのであれば、「FIX窓」という、開けられない窓もあります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

私の経験上、何点か述べてみましたが、書ききれない項目もあり、多い点に関しては個別の記事で再度まとめようかと思っています。

ご覧いただきありがとうございました。

ぜひ、以下の記事も参考にどうぞ。

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