当記事をご覧いただきありがとうございます。
お家を建てるときに、さまざまな設備があり、自分の家にも是非取り入れたい、とお考えになるかと思います。
その設備、本当に必要ですか?
と私が言いたくなるものを記事にしてみました。
一見、営業の方がオススメしているものでも、実際住んでみると不要、または不便だということも多く、一般家庭において、維持費や設置費用がかかるもの、掃除が大変など、さまざまな理由があります。
今現在はあったほうがいいものでも、十年後、二十年後はこうしないほうが良かった、なんて後悔しそうな設備もあります。
もちろん個人差はありますので、どうしても取り入れたい場合は、あくまでも自己責任でお願いします。
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リビング
リビングは家族のみんながくつろげる場所。
リビングの間取りもさまざまあり、ネットで見た建売の間取りや実際に見学したモデルハウスでも、少々変わったリビングもありました。
しかし、この家で一生暮らすとなると、どうなのかな、というものを書いてみました。
リビング階段
タイトル通り、リビングの部屋の中に上、または下の階へと続く階段があります。
このリビング階段のメリットは、
家族とのコミュニケーションが増える
という、私が散々聞かされたり、ネットで見た言葉があります。
参考記事 : FPweb.TV
では、
思春期の子供が親とコミュニケーションを取りたいと思いますか?
高校生の子供が二階から恋人と下りてきた時。気まずくないですか?
思春期の子はある程度、親と距離を置きたいものです。(経験者)
リビングに階段がなければ顔を合わせる心配もありません。
家族みんな仲が良いのならいいですけど、自分がもし子供の立場だったら、こんな家早く出ていきたい、なんて思うかもしれません。
リビングの吹き抜け
実は私の家の実家も吹き抜けがあります。
玄関ホールと廊下、階段の空間に吹き抜けがあり、開放感があって良いと思います。
吹き抜けのあるお家は
・開放感がある、広く感じる
・日中とても明るい
・家族とのコミュニケーションがとりやすい
というメリットがあります。
しかし、
・天井が高いため、空調が効きにくい
・音や臭いが上の階に伝わりやすい
というデメリットもあります。
このデメリット2点は、廊下や玄関ホールなどに吹き抜けを利用すれば、リビングよりもそこまで問題になることではないと思います。
ですが、リビングの吹き抜けはどうでしょうか?
空調の効きにくいリビングは居心地悪そうですね。
全館空調や床暖房という手もあります。しかし、それは維持費や設置費が高いです。
音に関しては、実家の吹き抜けだと、玄関でお客と話している声が子供部屋までしっかり聞こえます。
リビング階段であれば、リビングで騒いでる声や、キッチンで作る料理の臭いが二階にまでよく伝わります。
二階にリビング
こちらは、私が行ったモデルハウスにありました。
メリットは
・見晴らしが良い
・日当たりが良い
・一通りの家での作業が二階で解決する
というメリットがあります。
実際に採用されている方もそれなりにいます。
ですが、将来的に考え、リビングを二階に持っていくと大変だと思っています。
デメリットは、
・1階リビングの家よりも階段の上り下りの回数が増える
=将来的に足腰が弱ると大変
というものがあります。
買い物や子供の送迎などの外出時、来客時の対応等には必ず階段を上り下りしなければいけません。
余談ですが、私の親戚の家に元々二世帯住宅だった広い家があります。田舎ということもあってか、部屋も一つ一つが広く、7、8部屋ぐらいあるかもしれません。
祖父母が元気だった頃は、2階に親戚夫婦の寝室がありましたが、現在、住んでいる家族がその夫婦のみになり、足腰が弱ったからなのか、今までリビングとして使っていた部屋が、夫婦の寝室になっていました。
リフォームなどをすれば別ですが、老後もこの家に住むことを考えるとやはり、二階リビングは将来的に辛いんじゃないか、という考えが強くなります。
実際に、今は二階リビングに満足している方で、足腰が弱い人はいない気がします。そもそも、高齢の方でSNSをやっている方が少ないため、ネットにあがっている情報は未だにメリットしかないのかもしれません。
エレベーターを設置するという手もありますよ。
小上がりの和室
小上がりの和室とは、リビングよりも約30cmぐらい高さを出した和室です。
主にリビングと併設されている(リビング続き和室)ことが多く、小上がりにした分、畳の下に収納を作るなどして、空間を有効活用することができます。
私の家にも4.5畳のリビング続き和室はありますが、小上がりにはしていません。
家を建てる皆さんは小さいお子さんはいますか?
赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちをするようになってから、子供から目が離せないと思います。
ある程度大きくなってもリビングを走り回ったりして、テレビ台やダイニングテーブルの角に頭をぶつけたりしませんか?
小上がりからジャンプで降りたりするかもしれません。危ないですね。
小上がりの和室を作ったときに、お昼寝スペースとして利用するかと思います。
赤ちゃんが目を離した時に起きて、ハイハイで動き出したら危ないですね。落ちたら大変ですよ。
扉などで仕切るタイプにすれば、落ちる心配はありません。
和室を作るのは良いと思います。ですが、小上がりにするのはどうなのかな、と私は思います。
屋外
以下の屋外設備はどれも魅力的な設備だと思います。
しかし、以下の設備はどれも定期的な掃除、メンテナンスが必要になるものばかりです。
取り入れるにはそれなりの知識を入れてからにしましょう。
玄関アプローチ
家の顔(ファサード)といえば、まずは玄関。
家の敷地から建物の玄関ドアまでの道のりが玄関アプローチです。
ちなみに、玄関を出てすぐの所は玄関ポーチですので間違えないように。
玄関アプローチのあるお家はとってもおしゃれだと思います。
敷地の入り口にサインポスト、洗い出しの玄関、デザインゲート、ルーバーフェンスを作るなど、アイデアとお金さえあれば、他の家と差別化することができます。
ちなみに、家を建てる土地のご近所さんのお家はどうでしょうか?
みなさん外構にこだわっていますか?
差別化したいのは分かりますが、もし自分の家が外構にこだわりすぎてたら浮きませんか?
例えばですが、周りが白系や黒系の外壁の家ばかりなのに、突然、赤や緑の外壁の家があったら目立ちますよね?
余談ですが、私の家は周囲と比べて若干浮いています。何が、とは言いませんが。
日中帰ってくると、時々、周りの視線が気になります。(個人的な感想)
バルコニー(ベランダ)
私の実家、というより、私の中で「バルコニー(ベランダ)」が家にあるのは当たり前だと思っていました。
バルコニーは洗濯物の外干しなどに良いですが、最近の家は「サンルーム」という室内の物干し場のようなものが、どちらかというと主流になっています。
どうしても外干しが良い、というのであればバルコニーやベランダを取り入れましょう。
ただ、安易な気持ちでバルコニーを入れないでください。
黄砂や枯葉などのごみが風で飛んできて、バルコニー内部が汚れます。
それを毎回掃除して手入れをするのは大変です。
屋根や窓を付ければいいですが、その費用も高いです。
バルコニー : 2階以上の屋根のない、手すりのある屋外スペース
ベランダ : 屋根のある屋外スペース。建物から飛び出て作られている。
→二階にあるのがほとんどだが、一階にあっても屋根や手すりがあればベランダ。
ウッドデッキ、ウッドテラス
テラス : 建物の外にある、地面から一段高くしたスペース。
デッキ : 建物の外にある、室内の延長部分。床材はタイルやウッド(木材)が主。屋根はない。
こんなことを言ってはなんですが、実際、テラスは魅力的だと思います。晴れた日、テラスにベンチを置いてのんびり読書。夢が広がります。
しかし、必要性を考えると、我が家には必要ないと思います。
ちなみに、デッキは屋根なし、壁なしであれば、「住居」とみなされないため、固定資産税はかかりません。
ただ、来客者から見える位置にウッドデッキがあると、頻繁に掃除しなければ目立ってしまいます。
ウッド(木)を使っている場合、防水等のメンテナンスを定期的に行わなければ痛みます。
メンテナンスをしていても、色あせや経年劣化は免れません。
床上だけでなく、床下もシロアリ対策をしっかりしないといけません。
天然芝
天然芝は同級生の家にありました。小学生の頃、遊びに言った記憶があり、およそ20~30坪ぐらいの天然芝がありました。たぶん親が金持ちだったのかもしれませんが、事情はよく知りませんでした。
ですが今思えば、あの家の芝は奇麗に整えられていました。
お手伝いさんがいるほど家が広いというほどではないですが、このようにお父さんが手入れをしていたんでしょうかね。
そうです。天然芝は手入れが大変です。
・芝の長さ(成長度合い)や色がまばらなため、見た目が気になる。
・雑草が生えてくると、除草剤が使えないため、手作業で抜かないといけない。
・寒い時期は芝が変色する。
・何より天然なため、定期的なメンテナンスが必要。
このようなデメリットがあるからこそ、奇麗な天然芝のあるお家はさすがだな、と思います。
庭いじりが好きな方向けなのかもしれません。
ただ、整えられて青々とした天然芝はとても奇麗です。
取り入れるのにはまず、このようなメンテナンスが必要である、ということを知ってからにしてください。
「人工芝」という選択肢もあります。
最近では、天然芝に近い見た目をした人工芝もあるようです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
理想の家を作りたいのは分かりますが、維持をしなければただのデメリットやスペースとなってしまいます。
もし、どうしても上記の設備を取り入れるなら、家のために定期的なメンテナンスをする、という決意を持ち、上記の設備を取り入れましょう。
それがあなたの理想の家なら、完全自由設計という設計プランをオススメします。
ご覧いただきありがとうございました。
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